元フェラーリのマルモリーニ、アストンのF1エンジン評価をサポート
元フェラーリのマルモリーニはアストンマーチンと2021年に向けたF1プロジェクトの評価を共に行っている。

元フェラーリのエンジン部門チーフであったルカ・マルモリーニはアストンマーチンの2021年に向けたF1プロジェクトの評価を行っている。
来シーズンよりレッドブルのタイトルスポンサーとなるアストンマーチンは、次回のF1エンジンレギュレーションに関心を抱いている。しかし彼らはF1参戦のネックとなっているコストが大幅に削減されることが急務だと考えている。
マルモリーニは1990~99年と2009~14年までフェラーリに在籍していた。なお、2000~08年はトヨタF1チームのエンジンと電子プログラムの開発に携わっていた。
アストンマーチンの社長兼CEOであるアンディ・パーマーは新しいレギュレーションがチームに合っていると判断した時に備えて"F1エンジンを開発するための人材"を確保していると語った。
さらにアストンマーチンはマルモリーニがコンサルタントとしてF1エンジンの評価に関わっていることを明らかにしている。
アストンマーチン広報担当は次のように語った。
「ルカ・マルモリーニは2021年にエンジンメーカーとして我々がF1に参入することを評価しており、コンサルタントとして我々をサポートしています」
「我々はフルタイムで稼働する人材を雇っておらず、パワーユニットもあくまで社内の研究領域であり、これまでのコメントやF1パワーユニットワーキンググループ会議への出席もその一環です」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、将来的にアストンマーチンのエンジンを稼働させることになれば"大いに歓迎したい"と語っている。
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シリーズ | F1 |
執筆者 | Glenn Freeman |
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