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分析:「モータースポーツがオリンピック競技になるためには?」

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分析:「モータースポーツがオリンピック競技になるためには?」
執筆:
2016/08/12 9:31

オリンピックが開催され、世界中の目線がリオデジャネイロに向いている。そのオリンピックに、なぜモータースポーツは含まれないのか?

 かつて、モータースポーツがオリンピック競技として行われた事があった。それは1900年、パリで行われた大会。この大会では、クリケットやクローケー、気球競技などのほか、綱引きや魚釣り、そして凧揚げなどもデモンストレーションとして行われている。ただ、それらの競技はこの大会が最後。そして『ワールドフェア』と共同で6カ月間にわたって行われた。

 その他、オリンピックとモータースポーツの関わりで言えば、1936年のベルリンオリンピック、そして1972年のミュンヘンオリンピックの際、”オリンピアラリー”と名付けられたラリーが行われた。このうち、1972年の大会で優勝したAlpine A110のコ・ドライバーを務めていたのは、現FIA会長のジャン・トッドである。

 また、記憶に新しいところでは、2006年のトリノオリンピックの際、ルカ・バドエルがドライブするフェラーリのF1マシンが開会式に登場。迫力の走行シーンを見せた。

FIAとIOCの関係

Jacques Rogge, IOC President with Bernie Ecclestone, CEO Formula One Group
ジャック・ロゲ会長とバーニー・エクレストン

XPB Images

 2012年、ジャン・トッド会長の下、FIAは国際オリンピック委員会(IOC)により、国際競技連盟のひとつとして承認されることになった。その5年前、IOCは機械的な推進力を要するスポーツを「認めない」とした条項を削除していた。

 基本的に、FIAはIOCの言うことに耳を傾けることで、競技連盟の一員として名を連ねることができるようになった。FIAがオリンピック憲章にサインアップするための鍵は、アンチ・ドーピングの規格を規定すること、そして最も大切なのは、ドライバーたちの委員会を作ることだ。

 2012年のイギリスGPには、当時のIOC会長であるジャック・ロゲが来場した。しかしその際、ロゲ会長はF1がオリンピック競技になるという考えについては否定した。

「我々は同じような、卓越性を追求している」とロゲ会長は語った。

「F1から学べることはたくさんある。我々には多くの類似点があり、そのスポーツは綿密に準備された素晴らしい競争相手との戦いである」

「率直に申し上げて、我々のコンセプトは、アスリートのための競争である。機械のためのものではない。そのため、尊敬しつつも、彼らはオリンピックのプログラムには含まれないだろう」

 しかし近年のオリンピックでは、アスリート以外の影響、つまり道具による影響はないというような考え方もできる。というのも、設備や道具が役割を果たす場面が多くあるからだ。例えば、ウルトラ・エアロダイナミック・トラック・バイク(競技用自転車)、ゴルフクラブ、テニスラケット、水着、言及されていないが、馬術の馬もその例のひとつである。

 我々は、「オリンピックは、アスリート対アスリートというものだ」という考えをやめることはできるだろうか? そして、今や「オリンピックはプロの選手のものじゃない」という考え方はナンセンスになってしまった。つまりオリンピックは、(願わくばドーピングのない)スポーツをする人々のためのものだ。

 モータースポーツがオリンピック競技のひとつとして加わることには、多くの利点があるだろう。F1はなかなか今以上大きくなれるものではなく、その影響は少ないかもしれない。しかし、一般的なモータースポーツがオリンピックから得られるものは、たくさんあるだろう。

オリンピックでもモータースポーツは、ワンメイク!?

Presentation at The Birds Nest Stadium
北京オリンピックメイン会場の”鳥の巣”

Photo by: Race of Champions

 モータースポーツがオリンピックに加わるための方法のひとつは、"ワンメイク"カテゴリーにすることではないだろうか。まずはじめに、数十年前にオリンピックは"オフィシャルカー"を利用し始めた。もちろん、これの支払いのためのOEMを見つけることに心配はない。

 例えば2016年のオリンピックのオフィシャルカーには、日産の「クロスオーバー」が採用された。今月だけで、日産はリオに4000台を供給したのだ。一般のロードレースのオブザーバーは、日産車「リヴィナ」のためのイベントではないかと考えてしまうほどだ。それに、次回の夏季オリンピックは2020年の東京オリンピックだ。

 もっとも適切な考えとしては、ジョナサン・パーマーが開催した「フォーミュラ・パーマー・アウディ・シリーズ」と似たようなものを作ることだ。同一のマシン、エンジンを用いて、くじを引いて公平にエンジニアとメカニックを決め、マシンを走らせた。それはF1とはまるで違う。彼らは古いF2マシンを修復して使い、ターボを取り付けた。

 次の問題は、誰がこのマシンをドライブすべきか、だ。各国のASNがベストなドライバーを見つけることができるのか? イギリス代表はルイス・ハミルトンかジェンソン・バトンということになるだろうか? もしもファンタジーの世界だったら、面白いシナリオを書くことができるだろう。レース・オブ・チャンピオンズ(ROC)のフレドリック・ジョンソンのような人にドライバーを選ばせたり、レースを実現させたりすることもできる。

 EFDAがFomula Opelのマシンを使っていたネーションズカップも面白かった。長くは続かなかったが、A1 GPの"World Cup of Motorsport"もだ。

 コンセプトははっきりしており、IOCの構想の枠組みの中でそれを実行することが必要になる。

 開催地が問題だとは思わない。X-Gamesのイベントでは、ラリークロスカーのレースがスタジアム内で行われたのを私は見ている。

 フォーミュラEの1戦目のレースは、北京の鳥の巣スタジアム(北京オリンピックのメイン会場)の周りで行われ、V8スーパーカーのレースはシドニーで行われた。かなり多くの公道レースの選択肢がある。常設のトラックは選択肢の範囲内だ。富士スピードウェイは、次の東京オリンピックの時には最適なサーキットだろう。ブラジルでは、標高の高いリオのジャカレパグア・サーキット(ネルソン・ピケ・サーキット)というクラシックサーキットの近くにオリンピック村を作っている。

バーニーはF1タイトル争いを”メダル制に”と表明

Olympic snowboarder medalist Kaitlyn Farrington
Olympic medalist Kaitlyn Farrington

Photo by: Alexander Trienitz

 2008年、F1の商業面のトップであるバーニー・エクレストンは、現在のポイントシステムに変わり、”金メダルシステム”のアイデアを訴えた。そのメダル数により、ワールドチャンピオンを決める形に変更しようとしたのだ。

 私は、それを撤回するよう、ロンドンで行われた記者会見の際に求めた。それは、F1における別の巨額なライセンス契約が発表された後だった。

「これには理由があった。オーバーテイクがほとんどない今の状況に、私はうんざりしていたんだ」と彼は語った。

「オーバーテイクがない理由は、サーキットや関係者は全く関係がない。それは、ドライバーがオーバーテイクする必要はないと考えているからだ」

「もし君がトップを走っていて、私が2番手だったとしよう。しかし私は、チャンスと共にコースアウトするリスクを取り、わずか2ポイントを上乗せするために、何かを危険に晒すような愚かなことはしないだろう」

「しかし、もし金メダルを獲得するために戦っているのなら、最も金メダル数が多いドライバーがワールドチャンピオンとなるので、私はそれをするだろう。君を追い抜こうとね」

「まぁ、世界選手権はおいておくことにしよう。しかし、モータースポーツに於いて、どんな形でオリンピック初の金メダルが決まるか、それはどのくらいクールだろうか? 今世紀のレースについて話をすれば、プロドライバーの価値を決めるにあたって、それ(オリンピック)に勝つのを狙う事は、彼の興味を否定する事になるだろうか?」

Kurt Busch, Stewart-Haas Racing Chevrolet, Olympic-themed racing shoes
カート・ブッシュのオリンピック仕様レーシングシューズ

Photo by: Action Sports Photography

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執筆者 Charles Bradley