史上初、F1ドライバー全20名がGPDAに参加「団結がF1成功の基本」

近年のF1の歴史のおいて初めて、現役F1ドライバー全員がGPDAに参加。レース改善を促進していくことになるようだ。

 F1ドライバーによって組織されているGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)に、このたび初めて現役F1ドライバーが全員が参加したことが明らかになった。

 会長を務めるアレックス・ブルツは、グリッド上の全F1ドライバーがGPDAに参加したことを明かし、これは彼らの声をリバティ・メディアなどへ届けるというドライバーらの努力を後押しすることになるだろうと話した。

「おそらく歴史上初めて、GPDAに全ドライバーが揃った。F1は進化や変化を迎える時代に面している。これはひょっとすると、混乱の時代でさえあるかもしれない」

「これらの課題を受け止め、政治や権力争いのせいでトラック上でのパフォーマンスを妥協しなければならなくなることを避けるためにも、ドライバーは団結しなければならないと認識している」

「彼らは、団結というのはF1の成功における基本であると考えている」

 リバティ・メディアはF1を引き継いで以来、F1のどの部分に調整が必要なのかという査定に時間を費やしてきた。

 F1の注目度を上げるためにも、彼らは今年の7月にロンドンで『F1ライブ』というイベントを開催したり、10月のアメリカGPではレース前のドライバー紹介セレモニーに有名なリングアナウンサーであるマイケル・バッファーを起用した。そのほかにも、ファンに向けてトラック以外でのイベントも改善してきた。

 F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、”F1をより魅力的なものにする”ためにも今以上に拮抗した争いや、より良いレースを望んでいると語っていた。

 ブルツは、リバティがエアロダイナミクスに関するルールに少し調整を加えて欲しいというドライバーの要求をのんだことについては称賛したが、マシンパフォーマンスやトラックパフォーマンスを維持することに集中するよう求めている。

「GPDAはF1が注目の的であり続けることを望んでいる。我々は意思決定プロセスにおいて、全員が自分の行動や決断に責任を持ちたいと考えている」

「F1のためのすべての調整は、F1の利益のためにのみ行われるべきだ。誰か個人のためではない。これこそがドライバーを団結させたものである。この”進路変更”によってF1をモーターレーシングの頂点に留めておくことになるだろう」

「我々はF1をスポーツとして考えている。ショーではない。ドライバーは自分たちのことをスポーツマンと呼ぶ。なぜなら、より速く走ること、より高いところへ行くこと、これが最も自然な人間の願望だからだ」

「我々が見たいものというのは、偉大なスポーツだ。もしそういったスポーツというものが、適切に作り出されたショーやレースの中にあれば、本当に素晴らしいことになるだろう」

「しかしもしこのスポーツが最低のものだったら、F1の周りにある全てのものがただ費用のかかるもので、信頼もできず、あまり重要なものではなくなってしまう。我々はトラック上での戦いを必要としており、人工的に作り出されたものを望んでいるのではない」

「F1の複雑な統治規則や様々な重要な株主との合意を加味しても、我々はF1の置かれている状況を正面から捉えることはできない」

「ここ10年の間、ビジネスに関わる決断や政治的権力の争いは、何度もF1に大きなダメージを与えてきた」

「しかしGPDAが何度も述べてきたことだが、トラック上のアクションをより良くし、もっと拮抗した戦いを展開させ、価値のあるものにする必要があるのだ」

「我々は2年以上前から、レースをより接戦にするために、エアロダイナミクスに関係する規定を緩和してほしいと提案していたが、リバティやテクニカルリサーチグループがこれにしたがってくれたことを嬉しく思っている」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース
タグ gpda