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周囲より”はるかに”速かったハミルトン「カートレースを思い出した」

ピットレーンスタートから4位入賞を果たしたハミルトンは、自身が最速ドライバーであったと考えている。

周囲より”はるかに”速かったハミルトン「カートレースを思い出した」

 土曜日の予選Q1でクラッシュを喫し、ノータイムに終わったメルセデスのルイス・ハミルトン。彼は決勝レースをピットレーンからスタートし、レース序盤から隊列をかき分けて上位へと浮上していった。

 ピットストップを終えた後、5番手を走行していたハミルトンはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を捉えて4番手に上がると、今度は前を走るキミ・ライコネン(フェラーリ)を捉えようと猛追をみせた。しかしライコネンをオーバーテイクすることはできず、4位でレースを終えた。

 ハミルトンはレース後、NBCの取材に対して次のように語った。

「今週末は僕が最速だった。おそらくポールポジションを獲れていただろうし、ポール・トゥ・ウィンを成し遂げることができたはずだ。でもこの状況のおかげで、よりレースを楽しむことができた」

「今日は、僕は他のドライバーよりもはるかに速かった。このことは今日のレースから得ることができた本当にポジティブな要素だ」

「金曜日(フリー走行)はロングランのペースも良かった。特にソフトタイヤでのペースが良くて、他の人たちよりも約0.5秒速かったと思う。僕は古いエンジンを搭載して、エアロパッケージも違うものを使っていたけど、それでも良いペースがあった」

「だけど今日は110%の力で走った。少しでも順位を上げなければいけなかったからね」

「キミはすぐそこにいた。だけど僕のタイヤはもう終わってしまっていて、使えるところが残っていなかった」

 またハミルトンは、隊列の中でバトルをしなければならなかった環境は、初期のカートレースを思い出させるものだったと語った。

「子供の頃、最初にレースを始めた時のことを思い出させるものだった。良いゴーカートを持っていなかったから後ろの方からスタートして、前に出るために道を開いていかなければならなかった」

「今日はそういうことを感じていた。良いマシンがあって、それをドライブして何か特別なことができるということを除いてね」

 ハミルトンの5.5秒ほど前でレースを終えて優勝を果たしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、優勝に向けてハミルトンは脅威ではなかったと述べた。

 彼は、ソフトタイヤでスタートしてスーパーソフトタイヤに履き替えるというハミルトンのタイヤ戦略は有利なものであると考えていたが、最後尾(実際はピットレーンスタート)からスタートする場合はこの戦略を余儀無くされる。

「逆の戦略を用いることでいくらかアドバンテージを得るというのは、何もこれが今年初めてのことではない」とベッテルは話した。

「(ハミルトンの戦略を考えると)上位からのスタートだったら良いものではなかったと思うけど、彼の場所からなら、魅力的なスタートだったはずだ」

「最後には路面も良くなっていたから、スーパーソフトタイヤの方が速かった」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第19戦ブラジルGP
ロケーション ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
執筆者 Valentin Khorounzhiy