国歌斉唱”欠席”のベッテルに戒告処分。10グリッド降格の危機が迫る

セバスチャン・ベッテルは、日本GPレース前セレモニーの国歌斉唱に姿を現さなかったことで戒告処分を科され、グリッド降格が目前に迫っている。

 日本GPの決勝スタート前、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはメカニックたちがスパークプラグの問題に対処するために作業をしているマシンのそばにとどまり、クレイジーケンバンドの横山剣氏による国歌独唱を含め、レース前セレモニーに姿を現さなかった。

Ferrari mechanics observe the car of Sebastian Vettel, Ferrari SF70H, technical issues

グリッドで問題解決に挑むも”時間切れ”

Photo by: Sutton Images 

 しかしながら、開催国の国歌斉唱への出席はレギュレーションで義務として定められており、レーススチュワードはベッテルのルール違反を審議していた。

 FIAは声明で、ベッテルの行動に対して戒告処分を科したことを発表した。

 今回の決定は、重要な意味を持つ。なぜなら今年、モナコGP予選でピットレーン出口の白線を横切ったとして彼はすでに戒告処分を受けており、これで今季2回目の処分ということになる。

 F1競技規則第18.2条には『同一の選手権シーズンの中で、戒告処分を3回受けたドライバーは、3回目の処分決定により、その競技会にて10グリッド降格の罰則を受ける。10グリッド降格の罰則は、戒告処分のうち少なくとも2回が、運転に関する違反であった場合にのみ科される』とされている。

 スパークプラグの問題で日本GPリタイアに終わったベッテルにとっては、”泣きっ面に蜂”の状態。これで彼は、今季残りの4レースでドライビングに関する戒告を受けないように細心の注意を払いながら、タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)が持っているリード、59ポイントを削り取っていかなければならない。

※本文中のF1競技規則は日本自動車連盟(JAF)ホームページから抜粋

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第16戦日本GP
サーキット 鈴鹿サーキット
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース