雪で"失われた"テスト3日目。フェラーリ「作業を行う理由がなかった」

フェラーリは大雪に見舞われたバルセロナ公式テスト3日目では"何も得るものがないため、作業を行わなかった"と語った。

 雪と雨という悪天候に見舞われたバルセロナ公式テスト3日目。フェラーリは「何も得られるものがないため、作業を行わなかった」と語った。

 雪の影響でセッション開始までに3時間の遅れが生じ、結局5名のドライバーしか走行を行わなかった公式テスト3日目。雪が降り止んだ後もコースはヘビーウエット状態であったこともあり、セッションで動きがあったのはマクラーレンのフェルナンド・アロンソが残り15分のところで2度タイム計測を行ったことのみだった。

 その日フェラーリはキミ・ライコネンにドライブを担当させる予定だったが、結局ライコネンがガレージから出ることはなかった。のちにチームはこのようなコンデイション下で作業を行う理由はなかったと公式WEBサイトで語っている。

「午後には雪が雨となったが、F1マシンを走らせるのに適した気温には一度もならなかった。トラック周辺の気温はたった2度だった」

「これほどまで低温の状態ではウエットタイヤであっても適切に機能せず、走行を行ってもマシンのパフォーマンスに関する適切なデータを得ることはできない。そこで午後にキミとチームは合理的な決断をした」

 ライコネンはテスト走行する機会を1日失ったが、フェラーリはドライバー計画に変更を行わないという。そのためテスト4日目は予定通りセバスチャン・ベッテルが走行を行うことになり、翌週も均等にテスト日が振り分けられる。

 ウイリアムズのリザーブドライバーであるロバート・クビサもテスト3日目に走行を担当したが、わずか1周の走行しか行わなかった。クビサは3日目のコンディション下で走行を続けることは困難であったと述べている。

「正午前に雪が止んだが、トラックにはたくさんの水たまりがあった」

「僕たちは走行を試みたけど、何もすることができなかった。だから僕たちはほとんどの時間をガレージで過ごすこととなった」

 ウイリアムズの最高技術責任者であるパディ・ロウは、ガレージで待機する間「セットアップテストを行っていた」と語っていた。

 メルセデスもフェラーリと同じく1度もマシンをガレージから出すことはなかった。同チームのテクニカルディレクターであるジェームズ・アリソンは、失われたテスト3日目に対し"痛手だが受け止めるしかない"と語った。

「今日、テスト時間のうちの8分の1が失われた。我々はテストプログラムを調整し、8日間で行うはずだった作業を7日間で完了できるように努力している」

「冬のテストは常にタイトなスケジュールだが、それはチームが制限時間までにできるだけ多くの作業を完了させようとしているからだ」

「今残されている時間はわずかであり、全チームが同じ状況に立たされているため、我々はその状況にじっと耐えながら動き続けるしかない」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース