強盗事件が多発した今年のブラジルGP。ピレリのスタッフも襲われる

強盗事件が相次いだ、今年のブラジルGP。主催者はなぜ安全管理が失敗したのかという疑問に直面することになりそうだ。

 ブラジルGPの金曜日夜、メルセデスのチームスタッフは、サーキットを出た直後に拳銃を持った強盗に襲撃され、貴重品を奪われるという事件に遭遇した。この他にも、未遂に終わったものも含め、複数類似事件が発生。グランプリの主催者は地元の警察と協力し、サーキット周辺の警備を強化することを約束していた。

 にもかかわらず、今度はピレリのタイヤフィッターが運転していたクルマが、強盗の標的になってしまった。

 その犯人は、ピレリのスタッフが乗った自動車を強制的に停車させ、金品を強奪しようとしていたと考えられている。しかし、幸いなことにピレリのスタッフは、その場から逃げ切ることができた。

 この事件では結局物的被害はなく、ピレリのスタッフは全員無傷だった。しかしそれでも、F1に関係する人々の不安を、促すことになるだろう。なぜなら、インテルラゴス・サーキット周辺では、十分な警備が行われることが約束されていたからだ。

 今回のグランプリでは、メルセデス、ウイリアムズ、ザウバーのチームメンバーが強盗の襲撃に遭い、FIAの職員にも武装犯が接近したが、彼らは襲撃を受ける前に逃げることができたという。

 メルセデスのドライバーであるルイス・ハミルトンは、警察の警備が手厚くなされていたにもかかわらず、今回のような事件が頻発したことに苛立ちを見せている。また地元出身のフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)も、ブラジルでこうした事件が頻発していることに対して「恥ずかしい」との談話を発表している。

 なおブラジルGPの後には、同地でピレリのタイヤテストが行われる予定になっており、マクラーレンがこれを担当する。このテスト時にも安全性を確保すべく、現在議論が行われているという。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第19戦ブラジルGP
サーキット Autódromo José Carlos Pace
記事タイプ 速報ニュース