リスタート新手順の安全面にドライバー懸念も、FIA「大惨事は起らない」

ホワイティングは、2018年に適用される新たなリスタート手順によって"危険な状況"は発生しないと考えている。

 F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、2018年に適用される新たなリスタート手順によって"危険な状況"は発生しないと考えている。

 2017年シーズンで適応されていたリスタート手順が変更され、今年からはセーフティカーが出動した後のリスタートの際、各車がグリッドに並び、スタンディングスタートでレースが再開されることになった。

 それがドライバーに知らされるのはトラックサイドに設置されたライトパネルで、ホワイティングがグリッドのコンディションを判断し、"SS"(スタンディングスタート)か"RS"(ローリングスタート)のいずれかを表示するという仕組みになっている。

 FIAはバルセロナ公式テストで新たに取り入れられるリスタートの新手順のテストを行なったが、ドライバーから厳しい批判を受けることとなった。

 特に厳しい意見を述べたロマン・グロージャン(ハース)は、テスト中のグリップレベルが非常に低かったことと中古タイヤで再スタートを切ることになる可能性が高いことを指摘し、状況によってはインシデントが発生するリスクがあると示唆した。

「安全面が心配だ。大惨事が起きる可能性がある」

「マシンのコントロールを失う可能性があると思う。正直僕は楽しめなかったし、とにかくシフトアップとシフトダウンが難しかった」

 その意見に対しホワイティングは、ドライバーの懸念事項には根拠がないと主張。大抵のドライバーが赤旗中断の間にタイヤ交換を行うため、通常のレースから状況はそこまで変わらないだろうと述べた。

「そのことについて、ドライバーは誰も話題にしていなかった」

「赤旗が発動した場合、ドライバーは大抵タイヤ交換を行なうだろう。だからそのようなコメントが出ることは不思議に思う」

「その危険性についてあまり心配していない。バルセロナのグリップはかなり低いものであったし、テスト自体も急なものだったため、新品タイヤを装着しているドライバーはいなかった」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース