新契約発表のクビアト「辛い時間は終わり。トロロッソを信じている」
先日、来シーズンの契約を発表したクビアトは、事実上の降格を経験した辛い1年が終わる兆しが見えたと語った。








ダニール・クビアト(トロロッソ)は、来シーズンのトロロッソとの契約を発表した。クビアトは、現在GP2に参戦しているピエール・ガスリーとシートを争っているとされてきたが、その争いに勝ったことになる。
これがF1でのセカンドチャンスだと考えているかと質問すると、クビアトは、「そう思う。今年は長かったし、とても厳しい年だった」と話した。
「やっと落ち着いたし、このチャンスを掴むことができてよかった。今後は100%ベストを尽くすつもりだ」
クビアトは来シーズン、フォースインディアへ移籍するとも言われていた。しかしトロロッソは、今シーズン序盤の4レースで競争力を示したクビアトと、すぐに新たな契約を締結した。
「自分にとってはとても重要なことだった。これでもう自分の仕事に集中出来る」
「他のことに目を向けるのをやめた。トロロッソが良いチームだということはわかっている。僕にとっては家みたいなものだ」
「来年はレギュレーションが変わるし、ふたりの経験あるドライバーを走らせることはチームにとっても良いことだ。これでチームは、ドライバーにじゃなくて、マシンに集中することができる」
「一時は、僕はここにいられないようにも見えたけど、サマーブレイクの後はなんとかやってこれたし、とても重要なレースがいくつかあった」
「チームから信用してもらえれば、自分は優秀なドライバーなのだと確信することもできる」
「ターニングポイントはシンガポールGP」
レッドブル系のチーム以外で新たな契約を結ぶことに自信を持っていたのかと聞かれたクビアトは、このファミリーに残ることができてハッピーだと話した。
「僕の知る限り、トロロッソとレッドブルでは、良い仕事をすれば僕を残留させてくれるとわかっていた」
「パワーユニットの問題もあって、トロロッソに戻ってレースをするのは難しかった。唯一きちんとレースをするチャンスがあったのがシンガポールだった。正直、かなりプレッシャーはあったけど、うまくやり遂げることができた」
「あの後も、何度か良い予選ができて、これで通常のレベルに戻れたと思った」
「すべてはシンガポールGPだ。全体的にモチベーションが戻ってきたし、満足できた。レースを楽しむことができて、来年もここにいたいと話した」
「来年もF1でレースがしたいと心から思っているし、トロロッソを信頼している」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ダニール クビアト |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |
執筆者 | Charles Bradley |