連続入賞のホンダ「エンジンセッティングを変更し、力を出した」

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2戦連続で7位入賞を果たしたホンダは、イタリアGPからエンジンのセッティングを変更し、出力を上げていたことを明かした。

 F1マレーシアGPの決勝で、マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが7位、フェルナンド・アロンソが11位でフィニッシュした。

 アロンソは入賞まで一歩及ばなかったが、バンドーンは前戦シンガポールに続き2戦連続の7位。これについてホンダのF1プロジェクト総合責任者である長谷川祐介は、次のように語った。

「前回の7位は上位がいなくなっての7位でした。しかし、今回の7位は実力での7位ですから、ずいぶん嬉しいです」

「トップ3チームとフォースインディアには、レースペースでは敵わないですが、それ以外の人たちには、そんなに負けていないと思います。しかもフォースインディアの1台を抜き、ルノーにも勝っての7位ですから、そういう意味では嬉しかったですね」

 アロンソが入賞を逸したのはピットインを遅らせたことと、タイヤ交換作業のもたつき。ピットインの時間が4秒1もあり、他チームと比べると1秒半以上遅かった。

「フェルナンドは、タイヤを交換した後はペースが伸びなかった。ピットインのタイミングを遅らせたばかりに集団の中に飲み込まれてしまった。ウチのマシンは直線が遅いので、集団の中に入ってしまうとなかなか抜け出せないんです」

 しかしコースの特性の異なるシンガポールとマレーシアの2戦でバンドーンが連続入賞。パフォーマンスの向上は明らかな様に見える。その理由について長谷川は、次の様に解説した。

「低速トルクを上げるなど、色々な手を打ってきました。その結果、ポイントが狙えるポジションに来られたと思っています。信頼性の問題がなくなったというのは大きな進歩だと思っています。レース中にトラブルを出さないというのも重要ポイントです。完走は、我々の最低限の責任ですから」

「ベルギーは完全に力負けでした。モンツァではMGU-Kのシャフトが折れてしまいました。しかし、少なくとも、マレーシアでは実力をフルに発揮できたわけです。我々の仕事は、実力をフルに発揮させること。それ以上はできないわけです。そういう意味では満足しています」

「パワーに関しては、モンツァからエンジンのセッティングを変更して、力を出すようにしました。ベルギーでは予選モードでしか使っていなかった出力を、モンツァではレースでも使うようにしました。だから、モンツァのレースではだいぶ走ることが出来ていたと思います。今回も、間違いなくそれが効いています」

「日本GPも、この調子でいきたいですね」

 長谷川はそう締めくくった。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サブイベント Sunday Race
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース