日本GP出場のガスリー「SFタイトルも欲しいけど選べるならF1を選ぶ」
ピエール・ガスリーは、タイトル獲得がかかるスーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿と同週末に開催されるF1アメリカGPへの出場を希望しているようだ。










今季、日本のスーパーフォーミュラにTEAM MUGENから参戦しているピエール・ガスリーだが、先週末のマレーシアGPでトロロッソから突然F1デビューを飾り、14位でフィニッシュした。
彼は、今週末に開催される日本GPもダニール・クビアトに代わって参戦する予定だが、オースティンで行われるアメリカGPの参戦は不透明な状態だ。なぜなら、同じ週末に鈴鹿でスーパーフォーミュラの最終戦、第16回JAF鈴鹿グランプリがあるからだ。
スーパーフォーミュラでのガスリーは、第4戦もてぎと第5戦オートポリスで連勝を果たした後、第6戦SUGOでも2位表彰台を獲得するなど絶好調。ポイントリーダーの石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)に0.5ポイント差まで迫るランキング2位につけている。
「タイトルは常に大切なものだ」とガスリーは語った。
「GP2でタイトルを勝ち獲った後、スーパーフォーミュラでもタイトルを獲ることができれば素晴らしいことだろう」
「だけどもしオースティンでレースができるなら、もっと素晴らしいことかもしれない。どうなるか見てみよう」
「F1で1年を終えることができるなら、僕はそうしたい。それ(F1)が僕の最終目標だし、僕が本当に居たいのは……F1なんだ」
「それ(F1ドライブ)は本当に役に立つ経験だ。マシンの中で学習を続け、より自信を感じるようになっていく。だから、チームと働く毎ラップが将来の役に立つはずだ」
来季、現在のレギュラーであるカルロス・サインツJr.はルノーに”レンタル移籍”するため、ガスリーは2018年トロロッソのレースシート獲得の大本命だと見なされている。特に、来年トロロッソはホンダとの提携を開始する。スーパーフォーミュラを通じてホンダとの関わりがあるガスリーは、まさにうってつけだ。
トロロッソと、2018年のシートについて議論したかと問われたガスリーは、次のように答えた。
「現時点では、僕たちは話し合いをしていない」
「彼らは、僕が何を考えているのか知っている。もし僕次第なら、すでに契約にサインしているだろうね!」
「僕ができるのは、自分の仕事に集中しベストを尽くすことだけだ。昨年は良いシーズンだった」
「そして僕は日本に行き、そこでもベストを尽くそうとしてきた。そして週末、(マレーシアで)トロロッソと共に戦う本当に良い機会を得た。僕はベストを尽くそうとしているだけだ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第17戦アメリカGP |
ロケーション | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ |
ドライバー | ピエール ガスリー |
チーム | アルファタウリ・ホンダ , team Mugen |
執筆者 | Lawrence Barretto |