日本GP:FP1はタイム更新合戦。ベッテルがレコードまで約0.2秒に迫る

第16戦日本GPのフリー走行1回目は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 F1第16戦日本GPのフリー走行1回目(FP1)が鈴鹿サーキットで行われた。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がラップレコードまで0.212秒に迫るタイムでトップとなった。

 90分のセッションは気温19度、路面温度23度。当初は早々に雨が降ると予報されていたが、ドライコンディションでスタートした。

 雨を心配してか、メルセデスのルイス・ハミルトンがセッション開始6分すぎ、早速ソフトタイヤでタイムを計測。1分31秒544というタイムをマークし、昨年の予選Q1のタイムを超えた。バルテリ・ボッタスも僅差で続いた。

 レッドブル勢はいきなりスーパーソフトタイヤを投入。しかし、燃料を多めに積んでいるのか、さらにタイムを伸ばしたハミルトンには及ばず。メルセデス勢はラップを重ねるたびにタイムを向上させていき、セッション開始から15分弱ですでに昨年のポールポジションタイムをも超えていった。

 セッションが開始30分を経過しようというタイミングで、ダニエル・リカルド(レッドブル)が1分29秒541をマーク。メルセデス勢もスーパーソフトタイヤを装着しアタックに向かい、ハミルトンがリカルドのトップタイムを更新する1分29秒377を叩き出した。ミハエル・シューマッハーが2006年に記録したラップレコードは1分28秒954となっており、セッションがドライで進んでいけば更新は確実という状況だ。

 セッション開始からタイムを激しく更新していったメルセデス勢とは対照的に、フェラーリ勢はソフトタイヤで淡々と走行を続けていたが、新品のソフトタイヤを投入したセバスチャン・ベッテルがハミルトンの0.042秒差に肉薄した。

 セッション残り40分を切り、トロロッソのカルロス・サインツJr.がヘアピンの立ち上がりで大クラッシュ。縁石でリヤタイヤを滑らせてスピンしてしまったようだ。マシンがコース上に止まってしまったこともあり、セッションは赤旗中断となった。ベッテルは、ちょうどこのタイミングでスーパーソフトタイヤで装着してコースインしていたが、アタックできずにピットに戻った。

 この時点でトップはハミルトン。2番手ベッテル、リカルド、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ボッタス、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とビッグ3チームが入り乱れたオーダーとなった。7番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、8番手にはストフェル・バンドーン、9番手にはフェルナンド・アロンソのマクラーレン勢、10番手にはケビン・マグヌッセン(ハース)がつけた。

 残り時間23分という時点からセッション再開。フェラーリ勢は改めてスーパーソフトタイヤでのアタックに向かった。ベッテルはセクター1とセクター2で全体ベストを更新する走りで1分29秒166となり、全体のトップとなったが、レコード更新とはならなかった。

 サーキットに降る雨は徐々に強くなり始め、無線で”路面が滑る”と訴えるドライバーが増え始めた。セッション残り10分ほどの頃にはロングランでデータを集めるマシンもあったが、雨が強まったことで全車がピットに戻り、セッション終了を迎えた。

 結局、フリー走行1回目の首位はベッテル。2番手にはハミルトン、3番手にリカルドとなった。4番手以降もライコネン、ボッタス、フェルスタッペンと三つ巴の状態となった。

 7番手以降はエステバン・オコン(フォースインディア)、ヒュルケンベルグ、ロマン・グロージャン(ハース)、バンドーンの順。アロンソは12番手だった。予選Q3進出を争う中団チームは非常に僅差の戦いとなりそうだ。

 予選がどんなコンディションで行われるか予想できない状況であり、ウエットコンディションになると考えられているFP2も大注目である。FP2はこの後14時からスタートする。

 →【リザルト】第16戦日本GP:フリー走行1回目

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 第16戦日本GP
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース