日本GP:FP2は雨に見舞われ、タイム計測わずか5台。ハミルトン首位
第16戦日本GPのフリー走行2回目、鈴鹿サーキットは雨に見舞われ、スタートディレイ。最終的にルイス・ハミルトン(メルセデス)が首位となった。

F1第16戦日本GPのフリー走行2回目(FP2)は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が首位だったものの、雨脚が強くタイム計測はわずか5台のみだった。
FP1の終了直前から強くなり始めた雨は、FP2が始まる頃には本降りに。セッション時間が減っていく中、コンディションの回復を待ち、セッションスタートがディレイとなった。
セッション開始から40分ほどが経過し、雨が小降りに。コース上には何カ所か水が流れている状態だが、残り45分でセッションがスタートとなった。
土曜日以降は天候の回復が予想されていることもあって、しばらく各チームは動きを見せなかった。
最初にコースインしたのは、キミ・ライコネン(フェラーリ)。残り39分となった段階でピットを出て、インスタレーションラップを行った。続いてルノーのニコ・ヒュルケンベルグ、ジョリオン・パーマーがコースインするが、いずれもタイム計測には向かわなかった。
最初に計測ラップに入ったのはフォースインディア勢。エステバン・オコンが1分49秒518をマークし、チームメイトのセルジオ・ペレスを上回った。
これを見てか、メルセデスのルイス・ハミルトンが1分48秒719を記録した。ウイリアムズの2台も計測に向かうが、ランス・ストロールが1コーナーでアクアプレーニングを起こし、コースオフ。グラベルを突っ切ってしまったが、なんとかウォールに接触せずにピットにマシンを持ち帰った。
FP1でクラッシュを喫してしまったカルロス・サインツJr.(トロロッソ)は、マシン修復が完了。セッション残り17分すぎにコースインし、インスタレーションラップを行った。
残り時間が10分を切ると、再び雨が強まってきた。このタイミングでハミルトン、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がコースインしたが、すぐにピットに戻ってしまった。
そのままセッションは終了。各チームや、サーキットに集まったファンには実りの少ないセッションとなった。
FP3時の天候がどうなるかは不透明なものの、予選に向けて重要な走行となることは間違いないだろう。FP3は12時にスタートする。
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