発表直後のマクラーレン新車、変化は控えめ? 開幕戦にアップデート計画

マクラーレンは開幕戦オーストラリアGPに向けて、新車MCL33に”しっかり”としたアップデートを導入する計画を立てているようだ。

発表直後のマクラーレン新車、変化は控えめ? 開幕戦にアップデート計画

 今週、23日(金)に2018シーズンを戦う新車MCL33を発表するマクラーレン。しかし、オフシーズンテストで走らせるマシンと、オーストラリアでの開幕戦を戦うマシンはかなり異なる仕様になる可能性があるようだ。

 MCL33はチームにとって、ルノー製パワーユニットを搭載する初めてのマシンとなる。また、エグゼクティブディレクターのザク・ブラウンが”変化”を約束しているように、カラーリングが大きく変更されるようだ。

 しかし空力担当チーフのピーター・プロドロモウは、金曜日の新車発表および来週から行われるバルセロナでのオフシーズンテストで走行するマシンは、昨年とそれほど大きく変わるデザインではないと語った。

 そして開幕戦オーストラリアGPに向けて新パーツを導入するため、チームは多大な努力をしており、ペースの面でしっかりとした改善がされるはずだと明かした。

「我々は、過去3年間と同じようにマシンを開発しようとしている」とプロドロモウはマシンのデザインについて説明した。

「我々は革新的な方法でマシンを開発しようとしてきた」

「新車発表では、(昨年と)かなり似たようなコンセプトに見えると思う。しかし実際には、開幕戦でのアップグレードに焦点を当て、2~3カ月の時間が費やされている」

「その作業は未だ続いている。空力とメカニカル、両方の面でしっかりとしたアップグレードを行い、メルボルンに向けて最善を尽くそうと努力している」

「我々は昨年の終盤とよく似た感触を新しいマシンから感じられると予想しているし、それをとても願っている」

「うまくいけば我々は一歩前進し、それからメルボルンでもっと大きな前進を果たせるはずだ」

テスト1日で500kmの走行が目標

 昨年のオフシーズンテストでは、ホンダのパワーユニットにトラブルが続発したことでマクラーレンは2回のテスト計8日間で1978kmしか走行できなかった。対して、もっとも多く走行したメルセデスは5101kmを走破している。

 今年、マクラーレンは大きな改善を期待してプレシーズンテストに臨むだろう。F1において保障されるものなど何もないとはいえ、チームは1度のテストで計2000km走行する計画を立てている。

 マクラーレンのエンジニアリングディレクターであるマット・モリスは「1日で500kmの走行を計画している」と述べた。

「どんな状況でも、少しでも先に進むのは常に素晴らしいことだ」

「マシンや、ルノーエンジンの後ろについているギヤボックスなど、すべての面でできる限り良い状態で冬のテストに臨めるはずだ。エンジンを早めに交換することはあったとしても、他のことをすることはないだろう」

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シリーズ F1
チーム マクラーレン
執筆者 Jonathan Noble