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積極戦略もトラブルで無得点。来季飛躍の可能性を見せたルノーの日本GP

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積極戦略もトラブルで無得点。来季飛躍の可能性を見せたルノーの日本GP
執筆:
2017/10/10 8:08

積極的な戦略で、入賞目前までいったルノーとヒュルケンベルグ。今後の可能性の一端は見せたものの、トラブルに阻まれる結果となった。

 F1日本GPで、ルノーはジョリオン・パーマーが12位、ニコ・ヒュルケンベルグがリタイアに終わった。

 レース終盤まで、ルノーのポイント獲得は確実視されていた。彼らはソフトタイヤを履いてレースをスタートし、第1スティントを長く延ばす戦略を採ったのだ。

ピット作業を終え、パーマーを送り出すルノーのスタッフ
ピット作業を終え、パーマーを送り出すルノーのスタッフ

Photo by: Motorsport.com

 ヒュルケンベルグは38周を走りきったところでピットインし、スーパーソフトタイヤに交換。11番手でコースに復帰する。しかし、前方はすでにタイヤを交換したマシンたちが数珠繋ぎに連なっている。新品のスーパーソフトタイヤの利点を使えばオーバーテイクも十分可能であり、8番手にまで上がれる可能性が見えていた。

 しかしその直後、ルノーには悪夢のような出来事が起きた。ハースのロマン・グロージャンを僅差で追っていたヒュルケンベルグのリヤウイングにトラブルが起きたのだ。

 メインストレートでDRSを作動させ、グロージャンに襲いかかろうとしたヒュルケンベルグ。しかし、1コーナーでブレーキをかけても、DRSは閉じない。開きっぱなしになったリヤウイングでは、鈴鹿のS字を攻略するためのダウンフォースが決定的に不足してしまうばかりではなく、DRSの使用が許されていない区間でもこれを使ってしまうことになり、レギュレーション違反を取られてしまう……ヒュルケンベルグはスローダウンし、ピットへと戻った。

 このトラブルは、リヤウイングフラップのヒンジ部分にある小さな金属ペーツが破損したもの。これではDRSを作動させることができないばかりでなく、フラップにかかる大きな負荷を支えきることができず、最悪の場合にはリヤウイングを完全に破損してしまう可能性もあった。

リヤウイングのフラップを留める”ヒンジ”が壊れたヒュルケンベルグ車
リヤウイングのフラップを留める”ヒンジ”が壊れたヒュルケンベルグ車

Photo by: Motorsport.com

 パーマーのピット作業を終えたばかりのチームクルーは、慌ててヒュルケンベルグを出迎えた。しかし、トラブルを修復することは叶わず……リタイアを選択せざるを得なかった。メカニックたちはガレージ内に並べられたパイプ椅子をあっと言う間に片付け、ヒュルケンベルグのマシンを収納する準備を整えた。

 ガレージに戻ったヒュルケンベルグは苛立ちを隠さずにマシンを降り、レースエンジニアのマーク・スレードに慰められるシーンが国際映像に映し出された。さらにガレージを後にした彼は、チームのホスピタリティエリアの椅子に腰を下ろし、スイカで水分を補給しながら残りのレースを見守った。時折、苛立たしげに足を鳴らして……。そしてルイス・ハミルトンがトップチェッカーを受けるのを見届けるや否や、足早に控え室へと消えていった。

 積極的な戦略もあり、入賞目前までいったヒュルケンベルグ。悔しすぎるリタイアだった。

 今季は入賞圏内の常連になったルノーとヒュルケンベルグ。資金難のロータスを買取り、ルノーのワークスチームとして再出発してから、まだ2シーズン目である。実質的には昨年マシンは前年モデルの改良版であり、ルノーワークスマシンとしては今年が処女作と言っても過言ではない。それでも、コースによってはトップ3チームの直後を走るシーンもこれまで多々見せてきた。

 参戦復帰当初、ルノーのカルロス・ゴーンCOOは、3年計画を声高に宣言していた。そしてその3年目となる来季の目標は、表彰台の常連になることだ。

 チームはその目標に向け、体制強化に勤しんでいる。そしてまずは次戦アメリカGPから、ヒュルケンベルグのチームメイトにカルロス・サインツJr.を迎え入れることになった。本来ならば来季開幕戦からの加入予定だったが、日本GPの予選後に電撃発表。少しでもチームに慣れさせるため、加入を前倒しすることになり、来季開幕からの”ロケットスタート”を狙う。

カングーの限定車でサーキット入りするヒュルケンベルグ
カングーの限定車でサーキット入りするヒュルケンベルグ

Photo by: Renault

 ヒュルケンベルグはサインツJr.の加入について「特に言えることはないよ。正直に言って、誰が来たって僕にとっては何も変わらない。ただ僕の隣にいるだけさ」とクールなコメントを示した。とはいえルノーは、評価の高いふたりのドライバーを揃えることになった。

 さらにまだ加入時期は二転三転しそうではあるものの、FIAの元技術代表のマルチン・ブコウスキーの加入も決まった。ブコウスキーは、FIA在籍時代には各チームの技術情報にアクセスできる権限を持ち、レギュレーションへの合法/非合法などを判断していた人物。多くのチームが持つ”アイデア”に直に触れてきた。当然、その知識量は並外れており、チームにとっては大きな財産になるはずだ。まだチームに合流したわけではないため、来季開幕戦からその効果が発揮されることはないだろうが、それでも加入後は徐々にに力を示すことになるだろう。

 来季、ワークス活動3年目を迎えるルノー。浮上に繋がりそうな要素は、徐々に揃いつつあるように見える。2018年は彼らにとってどんなシーズンとなるのか? トップ3チームに近付くことができれば、選手権は非常に面白いものともなるはずだ。

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第16戦日本GP
ロケーション 鈴鹿サーキット
執筆者 田中 健一