王座目前のハミルトン。強さの秘訣は”ロズベルグの離脱と菜食主義”?

ルイス・ハミルトンは、ニコ・ロズベルグのメルセデス離脱を含めた環境の変化と菜食主義が、今年新たなレベルに成長できた理由だと語った。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アメリカGPで優勝を果たし、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に対するリードを66ポイントに広げた。今週末に開催されるメキシコGPで、彼が4度目のワールドチャンピオンを獲得する可能性はかなり高いと言える。

 シーズンを振り返ったハミルトンは、チーム代表のトト・ウルフと昨年の冬の間に話し合いをしたことが大きかったと語った。

「昨年末トトのところを訪れたことが、チームに長く留まることを決める上で非常に重要だった」

「僕たちはすべてをさらけだして、言いたいことを言い合ったんだ。そして僕たちは新たに、より力強い関係を築いた」

 またハミルトンは食習慣を変え菜食主義になったことが身体的、精神的な好調に繋がっていると感じているようだ。

「僕個人的には身体的にも精神的にも、これまででベストだと感じている。1年を通して精神的に強力だと感じているけど、身体的には大きな前進を遂げた。そしてそれは、僕が食習慣を変えるという決断をしたからだ」

「最も影響が大きかったのはチームとの向き合い方が変わったことだけど、次に大きかったのがシンガポールで変えた食習慣だ。でもそれ以前からかなり良いドライビングができていた」

「究極的には常に自分の可能性を信じ、追求していくということだ。良い1日になるように頑張る。僕は”ゾーン”に入ることができたと感じたし、それは素晴らしい感覚だ」

 さらには昨年、チャンピオンを獲得した後にニコ・ロズベルグが突如チーム離脱を発表したことで、チーム内の関係性が大きく変化した。

 エンジニアとのやりとりや、ファクトリーで過ごす時間の生産性を最大限に高めるために努力してきたハミルトンは、ロズベルグとのチーム内競争をしていた時のように力を”浪費”するのではなく、今年はパフォーマンスの改善に集中できていると述べた。

「チーム内の人々は、昨年は勢いがあったと言うことはできても、素晴らしかったとは間違いなく言えないと思う」

「だけど今年、トトと話をしたことで、彼らとの関係構築に取り組めていると本当に感じている。(昨年のように)途中でそれを台無しにすることもない」

「それが機能しているんだ。僕は今の関係を続けていきたい」

「僕のクルーは素晴らしい仕事をしてくれているし、僕はガレージの反対側を含めて、チーム全体との関係性をこれまでより強化できている。チームのエンジニアと一緒に過ごす時間はこれまで以上に良くなっていると感じている」

「僕たちが他のチームと戦っているというのも、プラスに働いている。以前のように、チームに強力なドライバーがふたりいれば、チーム内でバトルが起きてしまう。それは強いエネルギーを持つハリケーンのようなもので、とても厄介なんだ」

「それが今や、そういうエネルギーを束ねてマシンの進歩に注ぎ込むことができる。それははるかに素晴らしい活力になるんだ」

 もしロズベルグがチームに残っていれば、ハミルトンは今年ここまで生き生きとしていただろうか? そうハミルトンに問うと、彼はぶっきらぼうに”ノー”と答えた。

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シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン , ニコ ロズベルグ
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース