初日腹痛から復活のマグヌッセン、”10点満点”の走りで8位入賞

シェア
コメント
初日腹痛から復活のマグヌッセン、”10点満点”の走りで8位入賞
執筆: Lawrence Barretto
協力: Adam Cooper
2017/10/31 11:28

予選で最も苦戦したハース。しかし決勝ではマグヌッセンは”10点満点”の走りを見せ、8位入賞。望外の好結果を手にした。

 メキシコGPの予選でハースのケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンは、マシンのパフォーマンスの欠如に苦しんだ。そのため、決勝で順位を上げることはほとんど期待できなかった。しかもマグヌッセンは金曜日に腹痛に悩まされ、ドライバーズブリーフィングを”特例”として欠席するという困難もあった。

 しかし、多くのドライバーたちがパワーユニットを交換したことでグリッド降格ペナルティを受けたため、ふたりはグリッド前方に近づくことになった。特に”病み上がり”のマグヌッセンは決勝レース1周目に素晴らしい走りを見せ、後にフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)やルイス・ハミルトン(メルセデス)らの激しい攻撃に対しても勇敢に戦い続けた。

 マグヌッセンのドライブを採点するとどうなるかと尋ねられたハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、「10点満点中10点だ」と語った。

「ハミルトンやアロンソを後ろに抑えるためには、我々のクルマでは彼はあれ以上できなかっただろう。それが今回のハイライトだ。しかし、彼はレース中ずっと、ミスを犯すことはなかった」

「運が良かったからそこにいたわけじゃない。我々は明らかに、正しい時間に正しい場所にいたんだ。しかし、もしチャンスが与えられれば、彼はスピードを上げることができたはずだ。幸運を得たわけじゃないのに、立派な戦いぶりだった。素晴らしいドライビングだったよ」

 メキシコGPでのマグヌッセンの戦いぶりは、F1では希望が損なわれたように見えても、決して諦めないことが大切であるということを示したと、シュタイナーは考えている。

「諦めるような人などいない。この日のレースでは、それを見ることができた」

 シュタイナーはそう語った。

「”打ちのめされた”ドライバーとしてレースをスタートすると、決してポイントなど獲れない」

「我々は与えられたチャンスをしっかりと活かしたのだと思う。彼は素晴らしい仕事をした。それよりも良い仕事など、そうできるものじゃない」

「クルマは、決勝では予選の時よりも少し良くなった。予選では明らかに、我々が最も遅かったからね」

予想外のポイント獲得

 マグヌッセンは、予選で最も遅かったにもかかわらず、決勝で8位になったことを驚いたと語る。

「できうる限りのすべてを願ったとしても、そうなることは期待できなかった」

 そうマグヌッセンはmotorsport.comで語った。

「僕らにはペースがなく、予選で最下位となった」

「僕はまともなスタートを決め、1周目はとてもうまくいった。そしてその後、予選と比べてペースは良かった。レース中、ずっとそういうポジションにいた。フェラーリとメルセデスが後ろに下がったことは知っていた。彼らはすぐに上がってくるだろうと思っていたが、最終的にはフェラーリだけがポジションを取り返しにきた」

「今日のような日に、チームが何を作り上げてきたか、そして誰にとっても厳しかった昨日(予選)の後でも誰も諦めなかったということを示している。素晴らしいチームワークだった」

 ハミルトンを抑え続けていたことについて尋ねられたマグヌッセンは、次のように語った。

「彼が誰かなんて、気にしなかった。僕はただ、ポイント圏内を走っていることが嬉しかったんだ」

【関連ニュース】

次の F1 ニュース
インディ王者ニューガーデンがF1入りするなら、失敗は許されない!?

前の記事

インディ王者ニューガーデンがF1入りするなら、失敗は許されない!?

次の記事

ホンダ、メキシコで"予期せぬ"好成績は「テストベンチの功績」と説明

ホンダ、メキシコで"予期せぬ"好成績は「テストベンチの功績」と説明
Load comments

この記事について

シリーズ F1
イベント 第18戦メキシコGP
ロケーション アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー ケビン マグヌッセン
チーム ハースF1チーム
執筆者 Lawrence Barretto
記事タイプ 速報ニュース