自身のタイムに”驚いた”ハミルトン「どこから引き出せたか分からない」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、自身のポールポジションラップについて”自分に驚いた”と語る。

 今年のマレーシアGPの初日、メルセデスは予想以上の苦戦を強いられていた。事実、フリー走行2回目でのハミルトンのタイムは、トップタイムだったフェラーリのセバスチャン・ベッテルから1.4秒遅れ……フェラーリ、レッドブル勢だけでなく、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソにも先行される6番手だった。

 しかしハミルトンは結局、マレーシアGP通算5回目となるポールポジションを獲得した。確かにベッテルのエンジントラブルに助けられたところはあったものの、そのベッテルのチームメイトであるキミ・ライコネンや、レッドブル2台を上回らねばならなかった。

「昨日は何て厳しい1日だったんだ。自分たちの立ち位置もよく分からなかった」

 そうハミルトンは語る。

「昨晩はよく眠れなかった。僕のエンジニア全員と同じようにね。問題を解決できるかどうか、分からなかったから」

「今日、僕らのクルマははるかに良くなった。それでも、フェラーリの方は少し先にいるように見えた」

「ポールラップはうまくまとまったし、とても良い1周だった。どこからそれを引き出せたのか分からないんで、自分自身に驚いたんだ。ここ(ポールポジション)にいるのは驚きだけど、とても心地よかったんだ」

 ハミルトンは今週末、常にチームメイトのバルテリ・ボッタスと接近したタイムを計測していた。しかし、予選Q3では約0.7秒の差をつけてみせた。

 ボッタスは厳しい金曜日を過ごした新しいエアロパッケージを引き続き使用したが、ハミルトンは旧仕様のパッケージに戻した。

「予選前には、新しいパッケージに戻すことも考えた。FP3のタイムは似通っていたし、ボッタスは満足していたから」

「僕はパフォーマンス面での”ペナルティ”を負うことは避けたかった。十分な時間がなかったし、再びマシンを変更したら何かが間違っているかもしれないリスクもあった」

「僕はそれ(旧仕様のパッケージ)に慣れていたし、セットアップのための足がかりを与えてくれた。パフォーマンス自体は落ちたものの、大きな問題はなかった」

 しかしハミルトンは、ロングランのペースではまだライバルに劣っていると考えている。

「FP3でロングランを行ったけど、わずか5周しかできなかった。マシンは金曜日に比べるとはるかに良い位置だったと思う。でも、ライバルからは0.4〜0.5秒くらい遅いと思う」

「もしそのままなら、明日それを見せつけられることになるだろう。でも、僕らは予選に向けて幾つかの変更を加えたから、明日はクルマが合っているはずだ。僕はそこ、もしくはその周辺にいることを期待している」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース