路面が再舗装されたバルセロナ。タイヤ評価はチームにとっての”挑戦”に

オフシーズンテストが行われるカタロニア・サーキットの路面が再舗装されたことで、ピレリタイヤの評価が難しくなりそうだ。

 メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、路面が再舗装されたバルセロナのカタロニア・サーキットで行われるオフシーズンテストでは過去のデータが使えず、ピレリタイヤの評価は各チームにとっての挑戦になるだろうと語った。

 F1にタイヤを供給しているピレリは今季、ハイパーソフトタイヤをラインアップに加えるなど、より積極的なアプローチを採っている。

 各チームは新しいタイヤを昨年11月のアブダビテストで試すことができたため、2018年マシンの設計を調整することができたはずだ。しかしチームは昨年12月という早い段階で、シーズン序盤の数戦に持ち込むタイヤコンパウンドの選択をしなければならなかった。

 2度のオフシーズンテストが行われるバルセロナのカタロニア・サーキットは、伝統的にタイヤに攻撃的な路面だったが、1月に再舗装が実施された。これにより、26日から始まるテストは過去のデータを参考にすることができなくなった。また雨が降るという予報も出ており、ドライでの走行時間が減ることも予想されている。

「冬のバルセロナでのテストで、タイヤについて全てを知るのは難しい。なぜなら、我々はシーズン中、冬にレースをすることはないからだ」とアリソンは語った。

「そしてバルセロナはタイヤにかなり攻撃的なトラックだ。冬は路面がタイヤを引き裂き、多くのグレイニングが発生する」

「今年はバルセロナの路面が再舗装されたので、特に興味深いはずだ。かなり路面がスムーズになり、昨年のテストでは壊れてしまうようなタイヤも、今年は生き残る可能性がある」

「しかしそれが、必ずしもシーズン中のタイヤの挙動を象徴しているとは限らない」

「これは挑戦だが、条件はみんな同じだ。できるだけ効率的にテストを行い、計8日間で最大限の経験を得る必要がある」

 アリソンは、チームがアブダビでのタイヤテストから得た情報量は、他チームと対等以上の立場に立つためには十分なものだったと考えている。

「我々は、知るべきことをすべて学んでおり、他の誰よりも多くのチャンスを持っている」

「しかしもちろん、それは1つのサーキットでの1回のテストだ。シーズン終了後の、タイヤに優しいサーキットで行われたテストで、そこから何が必要かを推定しなければならない。目隠し状態でタイヤを選ばなければならなかった。しかし厳密には目隠しではなく、アブダビテストでの情報を利用した」

「だから我々は常にテストを行い、そういったことを学んでいくんだ」

「条件は公平で、我々のチームは良いテストができた。我々はその時にできる限り多くのことを学ぶことができたと感じている」

「我々は、タイヤがどのような挙動を示すか知る前に、開幕数戦に向けて適切なタイヤ選択の判断ができたことを願っている」

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この記事について
シリーズ F1
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース