逆転のフェルスタッペン「ターン1が唯一追い抜けるチャンスだった」

逆転優勝を果たしたフェルスタッペンは、ハミルトンを抜くためにはターン1しかチャンスがなかったと語る。

 マレーシアGPを逆転で制したレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、先頭を走るルイス・ハミルトン(メルセデス)を追い抜くための唯一のチャンスがターン1であったと語った。

 決勝レースの4周目、フェルスタッペンはターン1でイン側からハミルトンをオーバーテイクし、そのまま先頭を譲らずキャリア2勝目を挙げた。

 ハミルトンはタイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に対し28ポイントのリードを築いてマレーシアGPを迎えた。しかしレッドブルのダニエル・リカルドは予選後、ハミルトンは選手権のリードを保つためにレースを大事に進めなければならず、その結果他のドライバーがアドバンテージを得ることができると話していた。

 またフェルスタッペン自身も、ハミルトンが大きなリスクを負う余裕を持っていないと考えていたという。

「最終コーナーの出口から良い走りができていたので、(ターン1で)イン側に入ろうと思っていた」

「彼はチャンピオンシップを争っているから、失うものがより大きくなるだろうと思っていた」

「そのため僕はいつも以上に大きなリスクを負うことができた。でもあれが唯一のチャンスだった。彼が僕以上に速いのは分かっていた。だから追い抜くことができて満足だ」

 ターン1でのオーバーテイク以降は、フェルスタッペンは危なげない走りを見せ、2位のハミルトンに12.8秒の差をつけてレースを終えた。

「ルイスを抜いてからは、自分のペースに集中してタイヤに注意していた」

「楽しかったよ。こういうことはF1のキャリアで初めてのことだ」

「バックマーカーのせいでロスをすることもあるから、とても集中していなければいけなかった。ターン1で飛び出しかけたけど、そのあとは全てコントロールできた」

ベッテルは最後まで攻めてくると思った

 フェルスタッペンとハミルトンに次ぐ3位でレースを終えたリカルドは、スタートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)の先行を許したせいで、優勝を諦めなければならなかったという。

 彼はボッタスの後ろでタイムを失ったが、彼を追い抜いたあとは2番手を狙っていた。しかし最終的には、最後尾から猛追してきたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からポジションを守らなければならなくなった。

「僕のエンジニアは、彼(ベッテル)が僕を追いかけていると絶えず伝えてくれた。僕がスピードを上げて飛ばすためにも、それが僕が彼に要求していた重要なことだったんだ!」

「僕はポジションを守らないといけなかった。セブ(ベッテルの愛称)が近づいてきているのも見えていたので、エイペックスに向けて少しスペースを閉じるのを遅らせた。それに対して彼が不満を持っていたのかどうかは知らないけど、僕としてはアグレッシブにやりすぎたとは思っていないし、動くのが遅かったとも思わなかった」

「彼は最後までアタックしてくると思っていた。でも僕に近づこうとして彼のタイヤはダメになるんじゃないかとも僕は考えていた」

「マックスにはおめでとうと言いたい。今週は強かった。今年初めてのふたり揃っての表彰台だ。とても良い結果だと思うよ」

Additional reporting by Jonathan Noble

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ダニエル リカルド , ルイス ハミルトン , マックス フェルスタッペン
チーム メルセデス , レッドブル
記事タイプ 速報ニュース