連続ランク4位を誇るフォースインディア「実力を疑った者は改めるべき」
フォースインディア代表は、今季ランキング4位を獲得したフォースインディアの競争力を疑った者は間違いを認めるべきだと語った。










フォースインディアは、10あるF1チームの中でも予算が最も少ないチームのひとつだ。2016年はセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグの活躍もあり、コンストラクターズランキング4位となったが、レギュレーションが大きく変わる2017年も同じような結果が出せるか、疑う者も多くいた。
しかし、フォースインディアはシーズン中に的確な開発を行った上、ペレスとエステバン・オコンが強力なパフォーマンスを発揮。中団チームの中から頭ひとつ抜け出し、2年連続のコンストラクターズランキング4位となった。
Autosport Awardsに姿を現したフォースインディアの代表、ビジェイ・マリヤは次のように語った。
「我々は今年ランキング3位を目指していたが、2年連続の4位となった」
「私は(フォースインディアのパフォーマンスを)疑うたくさんの人に、発言を撤回するようにアドバイスしてきた。それが役に立っていることを祈る」
「我々は限られたリソースで、格上の相手を叩きのめしたことを非常に誇りに思っている」
「オットマー(サフナウアー/フォースインディアCOO)のリーダーシップに感謝している。(テクニカルディレクター)アンディ・グリーンやチームのみんなにもだ」
「彼らには”レーシングの血”が流れている。我々は決してあきらめないし、素晴らしいチームだ」
「2018年の目標も、高く設定する。我々は、自分たちの戦いをする準備ができている」
副チーム代表のボブ・ファーンリーは、ルノーやウイリアムズ、マクラーレンといったチームを上回ったチームの努力を賞賛した。
「今季を迎えるにあたって、ルノーやウイリアムズ、マクラーレンのパフォーマンスを懸念していた」と、ファーンリーはmotorsport.comに語った。
「ランキング4位という力強い結果は、我々がその3チームすべてを上回っていたために得られたものだ。それは非常に驚くべきことだ」
「チームみんなの功績だ。レースチームがやっていることだけでなく、ファクトリーで起きていることも含め、チーム全体の成果だ。それが時に他のチームとの違いにつながる」
「我々はレーシングチームであり、信頼性が鍵だ。我々は、メルセデスに次いで信頼性があったのではないかと思う」
「パワーユニット自体だけではなく、それに関わる人物やシャシー、チームがどのように機能するかで信頼性は左右される」
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この記事について
シリーズ | F1 |
チーム | フォースインディア |
執筆者 | Lawrence Barretto |