鬼門シンガポールで”勝った”ハミルトン「幸運なシナリオだった」

苦手としていたはずのシンガポールで勝利したハミルトンは、「幸運なシナリオだった」とレースを振り返った。

 シンガポールGPで優勝したメルセデスのルイス・ハミルトンは、最も苦戦を強いられるだろうと考えられていたシンガポールGPで優勝できたことは「非常に幸運なシナリオだった」と語る。

 予選までは大変苦しんでいたハミルトン。自身が5番グリッドに甘んじたばかりではなく、チームメイトのバルテリ・ボッタスも6番手に沈み、メルセデスはフェラーリ勢、レッドブル勢に全く歯が立たないとみられていた。チームも、シンガポール入りする前から、ここでの苦戦を覚悟しているような発言を繰り返していた。

 しかし決勝レースでは、ハミルトンには”幸運”とも言える出来事が次々に巻き起こった。まずスタート直後の多重クラッシュで、フェラーリの2台とレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリタイア。これでハミルトンは首位に立つと、2番手から追い上げてくるはずのダニエル・リカルド(レッドブル)にはギヤボックストラブルの兆候がありペースを上げられず……結局そのままレースを逃げ切った。

「なんて日だ! 信じられないよ! ものすごくハッピーだ!」

 レース後、ハミルトンはそう語った。

「今日サーキットに来て、雨が降っているのを見たんだ。そして、それが全て差を帳消しにして取ってくれることを知っていた」

「僕は雨のレースが大好きだし、最初から全ての可能性が開いたと思ったんだ。そしてインターミディエイトでスタートして、ペースは接近していると思った。こういったコンディションが、ドライビングで差をつけるチャンスを生み出したんだ」

 シンガポールのナイトレースで雨が降るのは今回が初。それは非常にタフな状況だったと言う。

「ここで、雨の中走るのは、誰にとっても初めてのことだった。だから、大きな挑戦だったんだ。でも、そういう困難な課題に立ち向かうのも、僕は大好きなんだ。それは最もエキサイティングな部分だよ」

「そして、集中してミスを犯さないことが重要だった」

「僕らは最も弱点となる可能性のあるサーキットにやってきて、そして勝利と多くのポイントを残すことができた。これは、僕らにとってとても幸運なシナリオだった」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 シンガポールGP
サブイベント Sunday Race
サーキット シンガポール市街地コース
ドライバー ルイス ハミルトン
記事タイプ 速報ニュース