ライコネン「追い抜き促進のための規則変更は何の影響も与えなかった」

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ライコネン「追い抜き促進のための規則変更は何の影響も与えなかった」
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
翻訳:: 青山 悦子
2018/06/23 12:52

ライコネンは、これまで採用されてきたレギュレーション変更は、何も状況を変えてこなかったと語った。

Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari signs autographs for the fans

 フェラーリのキミ・ライコネンは、彼がF1にデビューしてからこれまで何度もルール変更が行われてきたものの、何も変わっていないと述べた。

 ライコネンがF1にデビューした2001年以降、F1はレースを改善するために様々なルール変更を行ってきた。その例として、DRSやデグラデーションの大きなタイヤの導入などが挙げられる。

 現在のハイダウンフォースのマシンは、あらゆるサーキットでコースレコードを更新する速さを見せる一方で、オーバーテイクがより難しくなった。

 これらの変更は、自身の”レースを続けたい”という野望にどのような影響を与えたのかと尋ねると、ライコネンは次のように語った。

「見ている人たちについては全員というわけではないかもしれないが、僕らはみんなが”本当のレースをしている”と言える点で、より楽しくなった」

「僕らはレースをしている。だが何も起こらない時は、僕たちにとっても、ここにいる人々も、家でテレビを見ている人もエキサイティングだとは感じられない」

「ひとつの決断によって突然全てが変わってしまうのではない。僕がF1にデビューしてから、たくさんの変更があった。(F1で)レースを始めてからは、オーバーテイクが多い時も、少ない時もあった」

「全てのルール変更は、本当に何も変えてこなかった。僕がF1でレースを始めた時にはDRSはなかった。でもオーバーテイクはできていた」

「モナコでは、毎ラップ80%の速度で前のマシンについていく。でもそれは僕らにとってはエキサイティングではない」

「残念ながら、モナコや他の複数のサーキットではこういうことになっている。素晴らしい状況だとは言えないけど、何ができると言うんだろうね?」

 今年のモナコGPに関してはドライバーからも多くの批判が上がった。というのも、1ストップ作戦を成功させるためにタイヤを長く持たせようと、ドライバーは100%の力でプッシュすることができなかったからだ。

 より長く使用できるタイヤを導入するというピレリの提案が却下されたこともあったが、ライコネンは、より戦略に幅をもたせることがレースをより良いものにするための解決策になると考えている。

「ピレリが”このようにやっていく”と決断することができるのかどうかはわからない」

「何年もの間、それが難しいというのを見てきたし、僕らでさえマシンをドライブする前に(戦略上では)何が可能なのかわからない」

「ピットストップの回数が増えたら、様々なことをする機会が増えるし、もっとエキサイティングになる。常にそうなるとは限らないが」

「ストップの回数を増やすだけでは変わらない可能性もある。だけど1ストップや2ストップをやめたり、ひとつのレースで戦略が分かれれば、チャンスは増えるだろう」

 今週末のフランスGPは10年ぶりの開催であり、ポール・リカールでの開催は1990年以来28年ぶりだ。このサーキットはハイスピードのレイアウトであり、オーバーテイクはチャレンジングなものになるだろうとドライバーたちは懸念している。だがライコネンは、新たにレースを開催することや未知の要素というのは、期待されるものだと話した。

「今年の多くのレースを振り返った時に、今回がもっともエキサイティングなレースだった、とはおそらくならないだろう。でもそれは誰にも分からないし、新しい場所でレースをするのは良いことだ」

「難しいことだけど、常に同じところでレースをするよりも、違う場所に行くことへ関心が持たれている」

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執筆者 Scott Mitchell