マグヌッセン、”優勝”狙えるIMSA転向にワクワク「もうポイント争いなんてウンザリ!」
2021年はスポーツカーレースに転向するケビン・マグヌッセンは、再び優勝を争うチャンスが生まれることを喜んでいる。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
2017年からハースF1チームに所属してきたケビン・マグヌッセンだが、チームは2021年に向けてドライバーラインアップを一新することを決定した。F1シートがほぼ埋まっていたこともあり、マグヌッセンはスポーツカーレースへの転向を決断。チップ・ガナッシ・レーシングから、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦することになった。
マグヌッセンはマクラーレンから2014年にF1デビュー。そのデビュー戦となったオーストラリアGPで2位表彰台を獲得しているが、それ以降表彰台の獲得はない。ここ数シーズンはハースと共にポイントを獲得できるかどうかという位置でレースをしていたマグヌッセンは、IMSA転向で再び優勝争いに加わることができることに「興奮している」とmotorsport.comに語った。
「本当に楽しみで、待ちきれないよ」
「アブダビが僕の最後のF1レースになることを悲しく思ってはいない。クルマを運転できなくなるのは寂しいし、特にチームのみんなと離れるのは寂しい。でもF1から離れることを悲しむよりも、次を楽しみにしてワクワクしている気持ちでいっぱいだ」
「誰もがF1に行きたいと思っている。僕も含めてね。それが僕の夢だったんだ。でも(F1に参戦して)しばらく経ちレースに勝てないと、ポイント獲得ですらあまり興奮しなくなってしまう」
「最近はそうでもないけど、ハースはよくポイントを獲得していた。でも、それは本当の意味での目標ではない。満足できるようなものじゃないんだ」
マグヌッセンはハースに在籍していた4年間で、最高結果は5位。しかし2020年シーズンはハンガリーGPの10位による1ポイントしか獲得していない。ハースは過去2年ともコンストラクターズ選手権で9位に低迷しており、2020年はアルファロメオやウィリアムズと並んで”Cクラス”争いに身を投じている。
マグヌッセンは、F1ではマシン性能に格差があり、ドライバーが差を生むのが難しいため、IMSAで実力を証明できるということに興奮しているようだ。
「F1では、レースに勝つためには素晴らしいマシンが必要だ。もちろん1000回に1回は、最高のマシンに乗っていない人が勝つことはあり得るけど、それは運によるものだ。かなり極端な状況が必要になる」
「自分の力で違いを生むことはできない。不可能なんだ」
「またレースに勝てる状況に戻れることにワクワクしている。朝起きて、デイトナやセブリング、ラグナセカなどで優勝が狙えると思えるなんて、本当に楽しみなんだ」
「(IMSAの)素晴らしいレースコースと素晴らしいレースを戦うことが待ち遠しい」
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