フェルスタッペン、ハミルトンに対抗できずも前向き。グリッド降格は前日夜から”覚悟”

F1第20戦カタールGPで2位となったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、5グリッド降格ペナルティは前日から覚悟していたと語った。

 フェルスタッペン、ハミルトンに対抗できずも前向き。グリッド降格は前日夜から”覚悟”

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第20戦カタールGPを7番グリッドからスタートし、2位でフィニッシュ。タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)に優勝は許したものの、ファステストラップのボーナスポイントを獲得し、ダメージを最小限に抑えた。

 フェルスタッペンは予選で2番手タイムを記録したものの、Q3終盤にダブルイエロー区間を通過。この際、十分な減速をしなかったとして、5グリッド降格ペナルティを科せられた。

 当時コースサイドではマーシャルが黄旗を2本振っていたが、ライトパネルやダッシュボードにはイエロー区間であるという表示はされていなかった。スチュワードはこの状況に同情しながらも、ペナルティは免れないと判断したのだ。

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 レース開始の4時間前にスチュワードの呼び出しを受け、レース直前にペナルティを言い渡されたフェルスタッペンだが、本人は前日夜の段階でペナルティを受けることを予想していたという。

 レース後、ペナルティについて質問を受けたフェルスタッペンは「自分のフィーリングとしては、昨日の夜にはすでにペナルティを受けることが分かっていた」と、motorsport.comに答えた。

「だから、その準備はしていたんだ。結果を知った時、ショックや驚きはなかった」

「ただ集中して、普段よりも何台かパスしなければならない。でも幸運なことに、1周目からとても上手くいったんだ」

 ペナルティを”覚悟”していたフェルスタッペンは強かった。7番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、オープニングラップでバルテリ・ボッタス(メルセデス)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)をパスし、4番手に浮上したのだ。

 その後、5周目までにフェルスタッペンは2番手まで浮上。だが、トップのハミルトンとの差を縮めるほどの速さはなく、終始ギャップをコントロールしたハミルトンとバトルすること無く、2位でフィニッシュした。

 フェルスタッペンは「この週末は、彼ら(ハミルトン)に匹敵するペースがなかった」と振り返った。

「僕はただ、彼らについていくことだけを考えていたし、最後はうまくいった。ファステストラップも出せたし、とても満足している。1ポイント追加出来るからね」

 これで、ハミルトンに対するフェルスタッペンのリードは8ポイントまで減少した。サンパウロGPから連勝を飾ったハミルトンとメルセデスに流れが傾いているようにも見えるが、フェルスタッペンは焦りを感じていないようだ。

 レース中にはジョーク混じりの無線もあったフェルスタッペン。すでに残る2レースに向けて意識を集中させている。

「今はあらゆることが重要なんだ。全体的に見て、この週末は僕たちにとって最高のものではなかったと言える」

「でもまだ2レース残っているし、いろいろなことが起こりうるから、どうなるか見てみよう」

 
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