2017年全GPの観客数が発表。合計400万人以上がF1を生観戦
F1は2017年シーズンの全観客数を発表。合計400万人以上のファンがF1グランプリを生観戦したことを明らかにした。
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1, joins a huge gathering of fans
Steve Etherington / Motorsport Images
F1はプレスリリースを発表し、2017年のF1世界選手権には、20レース合計で400万人以上の観客が訪れたことを明らかにした。この数字は昨年比で8%の増加となった。
2017年は20レースを開催したF1。その各グランプリのプロモーターが発表した観客数を合計すると、合計407万1400人になることがわかった。
20レースの内、13レースが前年から観客数が増加している。特に観客が増えたのはアゼルバイジャンとオーストリアで、アゼルバイジャンGPは前年比+58.01%の7万1451人、オーストリアGPは前年比+41.38%の14万5000人となった。観客減少率が最大となったのは日本GPで、前年比-5.84%となっている。
なお最も多くの観客を集めたのはカナダGPで3日間合計36万人。以下イギリスGPガ34万4500人、メキシコGPが33万7043人、オーストラリアGPが29万6600人となった。
F1のコマーシャルオペレーション担当マネージングディレクターであるショーン・ブラッチズは、次のようにコメントを残した。
「2017年シーズンは、コース上でもコース外でも、大きな成功を収めた。ドライバー、チーム、そして何よりもファンのおかげで、この我々のスポーツを心踊らせてくれた。イベントごとに20万人を超える観客がいたということは、中規模の都市の人口に匹敵する人々がサーキットを訪れ、F1グランプリを観たということを意味する。我々の義務は、それぞれのイベントをさらに面白くし、地球上で最も素晴らしいレースをお見せすることにある」
F1観客数推移(2016vs2017)
Event | 2016 | 2017 | 差 | 増加率 |
---|---|---|---|---|
オーストラリアGP | 271800 | 296600 | 24800 | 8.36% |
中国GP |
140000 |
145000 | 5000 | 3.45% |
バーレーンGP | 92000 | 93000 | 1000 | 1.08% |
ロシアGP | 158000 | 150000 | -8000 | -5.33% |
スペインGP | 165029 | 177984 | 12955 | 7.28% |
モナコGP | 200000 | 200000 | 0 | 0.00% |
カナダGP | 300000 | 360000 | 60000 | 16.67% |
アゼルバイジャンGP | 30000 | 71451 | 41451 | 58.01% |
オーストリアGP | 85000 | 145000 | 60000 | 41.38% |
イギリスGP | 350000 | 344500 | -5500 | -1.60% |
ハンガリーGP | 176000 | 199000 | 23000 | 11.56% |
ベルギーGP | 233730 | 265000 | 31270 | 11.80% |
イタリアGP | 147500 | 185000 | 37500 | 20.27% |
シンガポールGP | 219000 | 260000 | 41000 | 15.77% |
マレーシアGP | 88828 | 110604 | 21776 | 19.69% |
日本GP | 145000 | 137000 | -8000 | -5.84% |
アメリカGP | 269889 | 258000 | -11889 | -4.61% |
メキシコGP | 339967 | 337043 | -2924 | -0.87% |
ブラジルGP | 136410 | 141218 | 4808 | 3.40% |
アブダビGP | 195000 | 195000 | 0 | 0.00% |
【関連ニュース】
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments