フリー走行レポート

F1 第9戦オーストリアGP

F1オーストリアFP1:ハミルトン最速も、フェラーリが肉薄。フェルスタッペン5番手

F1第9戦オーストリアGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

戎井健一郎

編集: 2019/06/28 12:34

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Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W10

 F1第9戦オーストリアGPのフリー走行1回目が行われた。トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。

 セッションがスタートしたのは現地時間の午前11時。既に気温は26℃、路面温度は45℃となっており、ここからさらに暑くなっていくことが予想された。

 ホームグランプリを迎えたレッドブルは、マックス・フェルスタッペンが真っ先にガレージから飛び出し、ピットロード出口でセッション開始を待つといった気合いの入りよう。一方のメルセデスは、バルテリ・ボッタスのマシンがジャッキアップされているなど、セッション序盤に動きはなかった。どうやらボッタス車にはオイル漏れの症状があったようで、パワーユニット(PU)を旧仕様のものに載せ換えた。

 コース上ではミディアムタイヤを履いたピエール・ガスリー(レッドブル)が早くも連続周回。計時5周目で1分06秒385を記録してトップタイムとなった。その後セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がそれを1分06秒160に更新したが、フェルスタッペンがさらにそれを上回った。

 メルセデス勢も一足遅れてコースイン。作業を終えたボッタスも旧仕様のPUで問題なく走行し、2番手タイムを記録した。

 セッション開始から40分が経ち、各車は1セット目のタイヤ返却のためピットに戻った。フェルスタッペンは1分05秒488までタイムを上げ、この時点でのトップに立った。以下ボッタス、ハミルトン、ガスリーが続いた。中団勢ではランド・ノリス(マクラーレン)が5番手につけるなど、フランスGPに続いてマクラーレンとルノーがトップ10に顔を出した。なお、ミディアムタイヤを使用しているチームはレッドブルとフェラーリのみである。

 各車再びコースインし、タイム計測を行っていく。レッドブル勢はソフトタイヤにスイッチして走行を行うが、フェラーリ勢はミディアムタイヤの持ち込みセット数が比較的多いこともあってか、2セット目のミディアムを投入。ハミルトンがソフトで1分04秒838を記録する中、ベッテルが1分04秒982、シャルル・ルクレールが1分05秒141を記録するなど肉薄した。

 セッション終盤、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が最終コーナーの縁石でフロントウイングを壊してしまい、パーツが散乱。赤旗が出されて走行中断となったが、残り時間が短かったこともあり、セッションはそのまま再開されず終了した。

 セッショントップタイムはハミルトン。タイムは中盤に記録した1分04秒838で、自身の5連勝、チームの9連勝に向けて上々の立ち上がりを見せたと言える。しかし、ミディアムタイヤを履いたフェラーリのベッテルとルクレールが2番手、4番手に入り、そのタイム差もコンマ3秒以内と接近しているため、今後のセッションにも注目が集まる。

 その後にはレッドブル勢が続き、5番手にフェルスタッペン、6番手にガスリーが入った。7番手はカルロス・サインツJr.(マクラーレン)。1分05秒502と、中団勢では頭ひとつ抜けたタイムを記録した。トロロッソの2台は終始ソフトタイヤで走行を重ね、ダニール・クビアトが12番手、アレクサンダー・アルボンが13番手だった。

【リザルト】F1第9戦オーストリアGPフリー走行1回目タイム結果

順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 1 United Kingdom ルイス ハミルトン 34 1'04.838     2 Germany セバスチャン ベッテル 23 1'04.982 0.144 0.144 3 Finland バルテリ ボッタス 37 1'04.999 0.161 0.017 4 Monaco シャルル ルクレール 26 1'05.141 0.303 0.142 5 Netherlands マックス フェルスタッペン 30 1'05.260 0.422 0.119 フルリザルトを見る

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