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フリー走行レポート

F1ハンガリーFP2:レッドブル・ホンダがワンツー。雨で未知数の金曜日に

F1第12戦ハンガリーGPのフリー走行2回目は、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがトップとなった。

Pierre Gasly, Red Bull Racing RB15

写真:: Andrew Hone / Motorsport Images

 F1第12戦ハンガリーGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがトップタイムとなった。

 FP2は気温23度、路面温度31度というコンディション。サーキット上空は雨雲が覆うも、なんとかドライコンディションでセッションがスタートした。

 FP1でミスファイアのトラブルに見舞われ、パワーユニットを交換したバルテリ・ボッタス(メルセデス)が真っ先にコースイン。雨を懸念してか、レッドブルのガスリーやマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン(メルセデス)もすぐさま走行を開始した。

 メルセデスはボッタスがミディアム、ハミルトンがハードタイヤを装着。レッドブルはガスリーがソフト、フェルスタッペンがミディアムを履くなど、各チームの走行タイヤが分かれることとなった。

 しかし、開始4分を過ぎたところでアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)がターン14でクラッシュを喫してしまい赤旗が掲示。セッションは中断となった。

 アルボンは左フロントタイヤを芝生に落としてしまい、バランスを崩しスピン。マシン左側面からタイヤバリアにクラッシュしたことで、マシンに大きなダメージを負ってしまった。

 約5分ほどの中断の後、セッション再開。ここでもボッタスが最初にコースインした。

 オンボードカメラに水滴がつき始めるようなコンディションの中、ボッタスはミディアムタイヤで1分18秒289をマーク。ソフトタイヤのダニエル・リカルド(ルノー)がハードタイヤのハミルトンを上回り、2番手に飛び込んだ。

 ハミルトンは、その後のアタックで1分18秒110を記録しトップに浮上。ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンが2番手につけ、3番手にボッタス、4番手にセクター1で全体ベストを更新したガスリーというトップ4となった。

 コース脇のパネルライトには雨粒が落ちているという警告も表示されるが、ハミルトンは1分17秒995をマーク。それをフェルスタッペンが0.086秒上回ると、ソフトタイヤのガスリーが1分17秒854までタイムを縮め、トップに立った。

 しかしその後は雨が強くなり、セッション開始から23分が過ぎるころには全車がピットイン。観客席にも傘の花が目立つようになった。

 セッション開始から29分、ボッタスがインターミディエイトタイヤを履きコースイン。ただ雨量は多くなく、路面がしっかり濡れているわけでもないため、ボッタスはすぐにピットに戻った。

 ハイドロリックのリークに見舞われ、ガレージで修復作業が行われていたランド・ノリス(マクラーレン)がチェック走行を行った他、ダニール・クビアト(トロロッソ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がインターミディエイトでコースインするシーンもあったが、周回は重ねずにすぐピットに戻った。

 予選日は雨、決勝日は晴れの予報となっていることから、レインタイヤを節約したいチームにとっては走行するメリットがないほど中途半端なコンディションで、各チームがピットで待機した。

 セッション残り33分、雨が少し落ち着いたタイミングを見計らい、マクラーレンのカルロス・サインツJr.がミディアムタイヤでコースイン。しかし最終セクターでコースオフする場面もあり、たまらずピットへ帰還した。

 少しずつ雨は強まり、残り24分を切ったところでライコネンがインターミディエイトで走行を開始すると、マシン後部からは水煙が上がる状況に。これを見て、徐々にコース上にインターミディエイトタイヤを履くマシンが増えていった。

 インターミディエイトタイヤでは、ボッタスやフェルスタッペンが1分32秒台のタイムで周回を重ねた。

 各車が淡々と走行を重ねる中、セッションは終了。ソフトタイヤでタイムを記録したガスリーがトップ、ミディアムタイヤのフェルスタッペンが2番手につけ、レッドブルがワンツーとなった。

 3、4番手はハミルトン、ボッタスのメルセデス勢。フェラーリはシャルル・ルクレールが7番手、セバスチャン・ベッテルが13番手となった。

 トロロッソ・ホンダはクビアトが10番手。クラッシュを喫したアルボンはノータイムに終わった。

 結局、ドライタイヤでの走行はセッション序盤の約20分のみ。通常ならこのセッションで行う予選シミュレーションやロングランができず、インターミディエイトタイヤでも予選シミュレーションをするようなマシンはなかった。

 セッショントップ3の履いているタイヤが異なり、タイムを出したタイミングでコンディションも異なることが予想されるため、各チームの勢力図がほとんど見えてこない1日だったと言えるだろう。

 天候がどうなるにしろ、FP3は各チームにとって重要なセッションとなりそうだ。

【リザルト】F1第12戦ハンガリーGP:フリー走行2回目

順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 France ピエール ガスリー 16 1'17.854     202.579
2 Netherlands マックス フェルスタッペン 12 1'17.909 0.055 0.055 202.436
3 United Kingdom ルイス ハミルトン 15 1'17.995 0.141 0.086 202.212
4 Finland バルテリ ボッタス 18 1'18.184 0.330 0.189 201.724
5 Australia ダニエル リカルド 13 1'18.597 0.743 0.413 200.664

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