登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
フリー走行レポート

F1ベルギーFP2:ルクレールが0.6秒差首位。フェルスタッペン、アタック不発で6番手

F1第13戦ベルギーGPのフリー走行2回目は、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップとなった。

Charles Leclerc, Ferrari SF90

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1第13戦ベルギーGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。

 青空のスパ・フランコルシャンは気温23度、路面温度39度というコンディション。90分のセッションがスタートすると、まずはハース勢がミディアムタイヤでコースインした。FP1ではニコラス・ラティフィにマシンを譲っていたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)もそれに続いた。

 セッション開始から5分が経過すると、フェラーリの2台がコースイン。シャルル・ルクレールが1分45秒377でトップに立った。セバスチャン・ベッテルは挙動を乱す場面があり、タイムが伸び悩んだ。

 メルセデス勢やアレクサンダー・アルボン(レッドブル)はセッション開始から15分ほどが過ぎた頃にコースイン。ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスが計測1周目に1分45秒台のタイムを出すが、ここではルクレールを上回ることはできなかった。

 アルボンが7番手タイムを残す中、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が全20台の中で最も遅い、セッション開始20分のところでコースイン。セクター2で全体ベストを更新し、ルクレールのタイムに0.017秒差の2番手に肉薄した。しかしその後、無線で”パワーを失っている”と訴え、ピットに戻った。

 セッション開始から30分が経ったタイミングで、全車が一旦ピットイン。サーキットが一時静寂に包まれた。

 ハース勢がソフトタイヤを装着してコースインしたのを皮切りに、徐々に予選シミュレーションを開始するマシンが増えていった。

 トップ3チームの中ではいち早く動いたベッテルは、セクター1と2で全体ベストを更新。最終セクターでミスし、セクター3は自己ベストを記録できなかったが、1分44秒753でトップに立った。

 続いてアタックしたボッタス、ハミルトンはセクター2で全体ベストを塗り替えたものの、共にベッテルのタイムには届かなかった。

 ベッテルからトップを奪ったのは、チームメイトのルクレール。セクター1、3で速さをみせ、1分44秒123を記録。ベッテルに0.630秒もの差をつけた。

 レッドブルは、フェルスタッペンが最終シケインでラインを外してしまい、ソフトタイヤ最初のアタックが不発。タイムを更新できなかった。アルボンもタイムが伸び悩み、10番手に留まった。

 セッション残り時間が30分に迫ると、各車がロングランに走行プログラムを移行。決勝に向けてデータの収集を進めた。

 各車が淡々と周回を重ねていたが、セッション残り5分のところでペレスがトラブルでマシンを止めた。マシンからは火が出ており、パワーユニット関連のトラブルが疑われる。

 これによりバーチャルセーフティカーが出動した後、赤旗が掲示されそのままセッションは終了となった。

 最終的にトップタイムを記録したのは、フェラーリのルクレール。2番手のベッテルのアタックにはミスがあったとはいえ、0.630秒もの差をつけた。

 メルセデス勢はボッタスが3番手、ハミルトンが4番手。チームが事前に警戒していた通り、パワーサーキットで速さを増したフェラーリに一歩リードされている印象だ。

 レッドブルは、フェルスタッペンがミディアムタイヤで記録したタイムで6番手。セルジオ・ペレス(レーシングポイント)の後塵を拝する形となった。今回からレッドブルのマシンを駆っているアルボンは、熾烈な中団争いの中に呑まれ、10番手でセッションを終えた。

 中団争いの中では、5番手に食い込んだペレスが頭ひとつ抜け出したタイムを残した。ランス・ストロールも8番手に入っており、レーシングポイントがFP1に続いて好調を維持した。しかし、ストロールはロングラン中に”何かが燃えている匂いがする!”と訴え、緊急ピットイン。さらに、その後にペレスもトラブルに見舞われ、こちらはマシンから火が上がってしまった。

 レーシングポイントは今回から、メルセデスのアップグレードPUを投入している。ストロールはすでにグリッド降格ペナルティを受けることになっているが、ペレスが今回のトラブルでパワーユニットを交換することになれば、こちらもペナルティを受けることになる。

 また、8番手には足の負傷が心配されていたキミ・ライコネン(アルファロメオ)が入った。

 トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが14番手。ピエール・ガスリーが17番手と、苦しい位置で初日の走行を終えた。

【リザルト】F1第13戦ベルギーGP:フリー走行2回目

順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Monaco シャルル ルクレール 28 1'44.123     242.159
2 Germany セバスチャン ベッテル 30 1'44.753 0.630 0.630 240.703
3 Finland バルテリ ボッタス 28 1'44.969 0.846 0.216 240.208
4 United Kingdom ルイス ハミルトン 26 1'45.015 0.892 0.046 240.102
5 Mexico セルジオ ペレス 25 1'45.117 0.994 0.102 239.869
6 Netherlands マックス フェルスタッペン 20 1'45.394 1.271 0.277 239.239

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 F1ベルギーFP2速報:ルクレールがトップタイム。レッドブルのフェルスタッペンが6番手
次の記事 周回遅れのレースが決め手に? レッドブル代表がガスリー降格の理由を説明

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本