
F1ブラジルGP予選で速さを見せたレッドブルとトロロッソ。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、万全の準備で決勝結果につなげたいと意気込んだ。
ホンダのパワーユニットを搭載するレッドブルとトロロッソは、F1第20戦ブラジルGPの予選で印象的な速さを見せた。
アタックでミスがあったダニール・クビアト(トロロッソ)こそ、0.03秒届かずQ1で敗退となったものの、その他の3台はQ3へと駒を進めた。
Q3では、トロロッソのピエール・ガスリーが中団勢トップの7番手タイムを記録。ポールポジション争いは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がライバルたちに0.1秒以上の差をつけて制した。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは、0.4秒差で6番手だった。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)がグリッド降格ペナルティを受けるため、決勝ではアルボンが5番手、ガスリーが6番手からスタートすることになる。
「今日はすばらしい予選結果になりました。フェルスタッペン選手が終始速さを見せ、今季2度目のポールポジションを獲得してくれました」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、プレスリリースにそうコメントを寄せた。
「アルボン選手も初めての走行となったこの難しいサーキットで、十分にコンペティティブなタイムを出してくれたと思います。また、ガスリー選手は4戦連続のQ3進出を果たし、アルボン選手に次ぐ7番手につけました」
「クビアト選手は小さなミスのために非常に僅差でのQ1落ちとなりましたが、ロングランペースは悪くないので、明日のレースでは巻き返しを見せてくれると思います」
ホンダにとってブラジルGPでのポールポジション獲得は、アイルトン・セナの1991年以来28年ぶりとなった。田辺TDは、予選でのポジションを確実に結果につなげたいと話した。
「明日は71周と長いレースになります。今日の予選で得たポジションを確実にレース結果に結びつけられるよう、万全の準備をして臨みたいと思います」
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シリーズ | F1 |
イベント | 第20戦ブラジルGP |
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