角田裕毅、アルファタウリの母国戦に臨む「下位クラスではいい思い出。どうなるかワクワク」
F1は3連戦の3レース目、イタリアGPの開幕を迎える。モンツァ・サーキットを舞台にスプリント予選レースを含む新フォーマットでのグランプリとなるが、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はチームのホームレースでいい結果を出したいと意気込んだ。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
2021年のF1はシーズン後半戦が始まって以来3週連続開催となっており、9月10日からはその3レース目となる第14戦イタリアGPが行なわれる。アルファタウリの角田裕毅にとっては、チームの母国戦となるため、モチベーションは高いようだ。
モンツァ・サーキットを舞台に行なわれる今戦は、今年から新たに試験導入されているスプリント予選レースふたつ目の開催地として選ばれており、第10戦イギリスGP以来の開催となる。
角田は前戦オランダGPで決勝レースをトラブルで完走できずリタイア。結果を残念がりつつも、マシンのパフォーマンスを引き出せていたため、モンツァでどういった形になるかワクワクしていると、チームのプレスリリースに語っている。
「オランダGPは、予選で赤旗による不運があっただけに、レースでもリタイアせざるを得なかったのは残念です」
「ただ、レースウイークを通じてポジティブな要素もかなりありました。コースの習熟について正しい取り組み方ができて、徐々に自信を増していき、ハードにプッシュしたときのマシンのペースは良かったと思います。パッケージの力をほぼ引き出せたので、これがモンツァでどうなるか、とてもワクワクしています。トラブルのない週末となり、良い結果で終われればと思います」
また9月7日には、角田が2022年シーズンもアルファタウリからF1へ継続参戦することが発表されたばかり。チームのホームレースであるイタリアGPが難しいレースとなるとは予想しつつも、よく知るコースでのドライビングを楽しみにしていると語った。
「(来年もスクーデリア・アルファタウリからドライブする)発表があり、さらなる力を得ることができました」
「ここ数戦で取り組んできたやり方で成長と学習を続けていけば、もっと安定した成績を残せると思いますし、それがよく知っているコースなら尚更です。今は今週末に目を向けています」
「チームにとっては重要なホームレースで、2度目のスプリント予選フォーマットとなることから、難しい戦いになると思います。昨年のF1予選を見ていましたが、すべてのドライバーが他車の後ろについてスリップストリームを得ようとしていました。したがって、予選は難しいと予想しており、どうドライブするのがベストなのか、しっかりと注意を払わなければなりません」
「このコースは好きで、昨年のF2でも、スプリントレースではエンジントラブルに見舞われはしたものの、良い結果が残せました。その前にも、F3で勝利した経験があります。コースはドライビングが楽しく、ジュニアカテゴリー時代は多くのオーバーテイクができました。イタリアのファンからは、SNSを通じて多くのメッセージを受け取っているので、ここでの大観衆の前でのドライビングは本当にいい雰囲気になってくれると思います」
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