2021年のF1は公開画像とは似ないはず……フォースインディアTD語る
フォースインディアのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンは、2021年のF1マシンは、ロス・ブラウンが公開した画像のマシンとは似ていないはずだと語る。
写真:: FIA
フォースインディアのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンは、2021年のF1マシンは、F1のマネージングディレクターであるロス・ブラウンが金曜日に公開したコンセプト画像とは、ほとんど似ていないと語る。
グリーンは、F1が将来スタイルを規制しようとする動きに、ひとつの懸念事項があることを主張した。それはどのチームも、マシンを速くするために必要なことは、何でもするということだ。そのことはつまり、2012年に登場した悪名高い”醜いノーズ”のような予期しないデザインが、再び登場する可能性があるということを意味している。
「それはただのコンセプトだ」
ブラウンが公開したイメージ画像について尋ねられたグリーンは、そう語った。
「どのように見えるかということについて、私は大騒ぎするつもりはない。彼らがどうしたいかということだ。それについて、私は興味を持っている」
「その画像は、マシンがどう見えるようになるのかということについての、芸術的な印象だ。私は技術的な側面からそれを完成させる。スタイリングの面には興味はない」
グリーンは、チームがマシンを開発していくにあたって、F1が目指している外観に影響を与えるような解決策を思いつく可能性があるということを認めた。
「彼らが描いたように、その(2021年の)マシンは見えないだろう」
そうグリーンは言う。
「グリッドの一番前にあるマシンは、通常なら最も見栄えの良いマシンであるはずだ。それが、実際にどう見えるかどうかにかかわらずだ」
「正直に申し上げて、彼らがどんな方向に向かっているのか分からない。私は写真しか見ていない」
ブラウンも、チームが開発を突き詰めていった後、その見た目を維持するのは難しいと認めた。
「最初から、美学的に完璧な解決策を持っているというフリをするつもりはない」
そうブラウンは語った。
「できるだけの努力はするが、チームが行うすべての動きを、予想することはできない」
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