F1 メキシコシティGP

ハース小松代表、“ベアマン高額年俸要求”という一部報道を一蹴「事実とまったくかけ離れている」

ハースの小松礼雄代表は、オリバー・ベアマンの契約更新がなかなか発表されない理由については明かさなかったものの、ベアマンが600万ユーロの報酬を求めているという一部報道は完全否定した。

公開日時: 2026/10/31 9:54

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Oliver Bearman, Haas F1 Team, Ayao Komatsu, Haas F1 Team

写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images

 F1メキシコシティGPで行なわれた定例のチーム代表記者会見には、ハースの小松礼雄代表が出席。来季のラインアップに関する質問が多く飛んだ。

 ハースは来季、エステバン・オコンと契約しないことを決定。その後、フェラーリ育成でF2ポイントリーダーのラファエル・カマラを新たに迎えることを発表した。一方でオリバー・ベアマンは残留が有力視されているものの、来季に関する公式発表が未だない状況だ。

 ベアマン本人は来季もハースでレースをしたい旨を表明しているが、何が発表の遅れに繋がっているのかと尋ねられた小松代表は、「何が原因で遅れているかの詳細についてはお話しできないので、申し訳ないですがその質問には答えられません」としつつ、こう続けた。

「ただ、オリー側と我々TGRハースF1チーム側で双方の意向は非常にはっきりしています。お互いに来季以降も一緒に仕事を続けたいと考えています。我々は非常にうまく協力できていますし、お互いに高め合いながら、何より一緒に仕事をすることを心から楽しんでいます」

「彼はチームに多くのものをもたらしてくれていますし、我々も一緒に成長しています。双方の意向は完全に一致しています。来年も一緒に仕事をするための解決策を探っているところで、実現すると確信しています」

 今シーズンはここまでランキング7番手につけている一方、中盤戦は2台揃ってポイントを獲得できないレースが続いたハース。しかしベアマンはそんな苦しい状況の中でもチームを鼓舞しており、リーダーシップにおいて目覚ましい成長が感じられていると小松代表も評価する。

 そんな中でベアマンは、600万ユーロ……日本円にして10億円強という高額な年俸を要求していることが交渉の妨げになっているという報道があった。これについて尋ねられた小松代表は、以前小松代表とオコンが口論をしたという報道があった時と同じく、全くのデタラメであると一蹴した。

「どこから出てきた話か全くわかりません」

「今年は何度かこういうことを経験しました。『火のないところに煙は立たない』と言う人もいますが、実際には、誰かが勝手に話をでっち上げていることもあるんです。例えばマイアミで、私とエステバン・オコンが口論したという話が出ていましたよね。あれはまったく事実ではありません。内部の情報を持っていると言っていた人たちもいましたが、完全なデタラメです」

「今回の件も同じです。誰が600万ユーロという数字をでっち上げたのか知りません。私自身、スチュアート(コドリング/Autosport記者)が転送してくれたInstagramか何かの投稿で初めて目にしました。それを見て、『誰かが面白おかしく騒ぎ立てるために、また素晴らしい話を思いついたものだな』と思いました」

「これについてコメントすることはありません。事実とはまったくかけ離れているからです。こんなデタラメに付き合って何の意味があるのでしょう? そういう人たちは、何かを良くしようとしているわけではないですからね」

「最近は、情報源を確認しない人があまりに多いことにも驚かされます。『クリック数を稼ぎたい』『いいねを稼ぎたい』と考えた人がそういう記事を切り取って拡散するんですよね。それでたくさんの人が取り上げることで、それを見た人たちは真実だと思い込んでしまう。まったくナンセンスですよね」

 

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