28ポイントリードのハミルトン「後半戦は接戦になる」

シンガポールGPで”幸運な”勝利を手にしたハミルトン。残りのレースは不得意とする地はないが、それでも接近戦が続くと考えている。

 ルイス・ハミルトンは、シンガポールGPで優勝を果たした。しかしメルセデスは、マリーナベイ・ストリート・サーキットのような高ダウンフォース&低速のサーキットでは、苦戦する傾向にある。

 事実、モナコとハンガリーでは、フェラーリが1-2フィニッシュ。シンガポールGPの予選でも、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が驚異的なアタックを披露し、ハミルトンに0.635秒の差をつけてポールポジションを獲得した(ハミルトンは5番手だった)。

 ハミルトンはこの状況について、マシンの根本的な部分が原因だと考えている。

「この週末(シンガポールGP)は、僕らのマシンの強みと弱点、そしてその特性をよく表していたと思う」

 そうハミルトンは語った。

「ドライコンディションでは、僕らの居場所はなかった。おそらく、僕らが最も弱いサーキットのひとつだろう。勝ったということは、明らかに素晴らしい結果だ」

「僕らは気を抜いてはならず、クルマから引き出せる全ての性能を活かすために努力しなければならない」

「僕らは、将来より良くしていくことができる可能性があると分かっている。でもこのクルマではそれは無理だ。次のマシンなら可能性があるけどね」

「僕らのマシンは、他のサーキットではかなり良い。だから、それを悪化させないようにすることも、確実にしなきゃいけない」

 ハミルトンは、シンガポールGPで勝ったことにより、ベッテルに対し28ポイントのリードを築いている。今季のカレンダーの残りのレースは、シンガポールよりもメルセデスのマシンに合ったサーキットであるはずだが、ハミルトンはシーズン最後まで、接近戦が続くと見込んでいる。

「マレーシアは大丈夫だと思う」

 そうハミルトンは語る。

「それから日本だ。鈴鹿はハイダウンフォースサーキットだから、きっと接近戦になるだろう。レッドブルは、とても強いはずだ。僕らが最も強いサーキットではないだろうね」

「オースティンはうまくいくと思う。しかしブラジルは、彼らが強いサーキットになるだろう。特にフェラーリは強いはずだ。正直に言って、これからのレースは、すごく接近した戦いになると思う」

「予想するのは難しい。例えばメキシコでは、最大限のダウンフォースをつけても、標高が非常に高く気圧が低いので、ほとんど空気抵抗を生まない。そしてもう少しダウンフォースを持っているマシンがいれば、僕らより優っているかもしれない」

「でも、それは噂にすぎない。そこに行けば、どうなっているのかが分かるだろう」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース