3位確保のライコネン。フェルスタッペンの罰則理由は”分からない”
最終ラップでフェルスタッペンに抜かれたライコネンは、フェルスタッペンにペナルティが科せられた理由は”分からない”と語った。

執筆: Pablo Elizalde

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フェラーリのキミ・ライコネンは、アメリカGPの最終ラップで自身をパスしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がなぜペナルティを科されたのか”分からない”と語る。
フェルスタッペンはアメリカGPの最終周ターン17で、ライコネンをオーバーテイクした。しかし、その際にコーナーのイン側をカットして走ったとして、レース後に5秒のタイム加算ペナルティを受けた。
フェルスタッペンは3番目にフィニッシュしたものの、前述のペナルティにより4位に降格となった。それでも、16番グリッドからスタートしたことを考えれば、素晴らしいレースだったと言える。
フェルスタッペンに抜かれたライコネンは、フェルスタッペンがどうやって自分を抜いたのか分からなかったことを認めた。
「フェルスタッペンに何が起こったんだ? 彼はどうしてペナルティを受けたのか分からない」
そうライコネンが語った。
「最後から2番目のコーナーで彼は僕を抜いたが、そこでも何が起きたのか分からない」
「僕は4位でフィニッシュしたから、レース後すぐに明らかに失望した。でも、マックスにはいくつかの問題があったようだ」
「僕は表彰台に行かなければいけなかった。しかし、僕はそれを見ていないし、彼がどこを通ったのか分からない」
またライコネンは、フェルスタッペンの動きは彼を驚かせ、彼に先行されたことに苛立たしさを感じていたという。
「明らかに、僕は少し驚いた」
そうライコネンは語る。
「僕は彼をミラーで見ていたから、早めに減速しようとした。そのコーナーで僕は、十分にカバーしていたと思ったんだけど、突然彼はそこにいたんだ」
「ミラーを見て、ちょっと驚いたんだ。そのスピードにね。そして彼に抜かれたことに、”ムカついて”いたんだ」
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