ハミルトン、好調レッドブルを厳重警戒「彼らはかなり先行している」
ルイス・ハミルトンは、アゼルバイジャンGP初日を終えてレッドブルがかなり先行しており、メルセデスはそれほど速くないと認めた。











メルセデスのルイス・ハミルトンは、アゼルバイジャンGP初日の走行を終え、レッドブルがかなり先行していると警戒感を強めており、現時点ではメルセデスはそれほど速くないと考えているようだ。
フリー走行1回目(FP1)は4番手、FP2は5番手に終わったハミルトン。現時点では、彼のマシンはライバルに敵わないと認めた。
「これまでのレース経験から言って、今週末の始めは間違いなく僅差になるだろうと予想していた」と、ハミルトンは語った。
「スムーズな1日だった。僕たちは必要なものを全て手に入れた。僕が走った周回全てであまりミスをしなかったし、僕たちはたくさんのデータを集められた」
「それでも、十分な速さはない。レッドブルが間違いなくかなり先行している。今日の時点では彼らのタイムに対抗することはできないので、作業が必要だ」
レッドブルやフェラーリが、彼らにとって主な脅威とみなせるかと訊くと「間違いなく両方そうなる」と彼は答えた。
「彼らは両方とも前にいる。前回のレース(中国GP)よりもさらに先行しているんだ。見ている限り、レッドブルはかなりペースが良いようだ」
「一晩かけて、全てのエンジニアの部屋のドアをノックして、彼らに頑張ってもらわないと。彼らがマシンにいくつか変更を加えてくれることを願っている」
ピレリタイヤの理解がまだ不足?
FP2で最速タイムを記録したダニエル・リカルド(レッドブル)は、メルセデスやフェラーリが予選でパワーユニットの出力を上げてくることを警戒し、予選でポールポジションを獲れるかどうか慎重な姿勢を見せたが、レースではライバルたちとさらに僅差になるだろうと話した。
「僕たちはかなり良さそうに見える。そのスピードで予選を戦えるかどうか見てみよう」
「だけどレースでは、かなり近くなると確信している」
一方ハミルトンは、今の主な焦点は2018年のピレリタイヤがどのようなパフォーマンスを見せるのか、より理解を深めることだと語った。
「タイヤが新しいものになって、僕はまだそれを理解しようとしている」
「冬のテストもやってきた。数年前、僕が冬のテストに参加しなかった時のことを思い出した。周りから『それがチャンピオンシップを勝ち獲れない理由じゃないか?』と言われた」
「今はテストにも行っているけど、あまり違いはないから冬のテストはいらないんじゃないかな!」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アゼルバイジャンGP |
ロケーション | バクー・シティ・サーキット |
ドライバー | ルイス ハミルトン |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Jonathan Noble |