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後続のプレッシャーなんのその。アルボン、1ポイントもぎ取ったF1ベルギーGPは「僕のベストレースだ!」

ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGP決勝レースで10位。今季3度目の入賞となったこのレースは「キャリアベストレースのひとつ」に挙げられると語っている。

Alex Albon, Williams Racing

Alex Albon, Williams Racing

FIA Pool

 スパ・フランコルシャンを舞台に行なわれたF1第14戦ベルギーGP。10位入賞を果たしたウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、今回のレースを”キャリアベスト”として挙げている。

 アルボンは予選でも魅せた。チームメイトのニコラス・ラティフィがQ1敗退を喫する中で、アルボンはQ3進出し、9番手を獲得。決勝グリッドでは、上位勢に規定数を超えたパワーユニット交換によるグリッド降格者が相次いだため6番手に並ぶこととなった。

 その決勝レースでアルボンはレース序盤こそ失速したものの、入賞圏内に踏みとどまり、力強い走りを見せた。

 レース終盤は前方に大きなギャップを空けられながらも、アルボンはトップスピードの利を活かし、ランス・ストロール(アストンマーチン)やランド・ノリス(マクラーレン)、周冠宇(アルファロメオ)、角田裕毅(アルファタウリ)らの集団を抑え込み続け、10位でチェッカーを受けた。

 1年のサバティカル(休養)を経て今季ウイリアムズからF1復帰を果たしたアルボンは、オーストラリアGPとマイアミGPに続いて3回目の入賞。戦闘力に劣るマシンでも入賞争いに食い込む走りを一貫して発揮している。

 アルボンはレース後、タイヤデグラデーション(性能劣化)に苦戦しながらもポイント獲得に辿り着いた今回のレースに満足していると語った。

「これまでのキャリアの中で最もタフなレースだったし、自己ベストレースのひとつだ!」

 アルボンはチームを介してそうコメントした。

「僕らはできる限りのことを仕事ができたから、気分は良いよ」

「グリッドへ向かうラップで、既にタイヤのデグラデーションが厳しくなることは明らかだったし、それまでよりも路面温度も高かったからタイヤの消耗も激しかった」

「最終スティントでは3ストップも考えていたけど、ランスを抑え込んで、ノーミスでなんとか持ちこたえることにした」

「全体として、フリー走行1回目から順調な週末を過ごせたし、ストレートで速いマシンの利点を最大限活かして、ミスもなかったと思う」

「予選ではタイヤを試しながらベストを尽くして、レースでもポテンシャルを最大限に引き出すことができたから、僕はとっても満足だよ」

「チームとして完璧な週末を過ごせた。結果がそれを物語っている。最速のマシンがなくても、全てを上手くやれば1〜2ポイントは取れるモノなんだ」

Alex Albon, Williams FW44, Daniel Ricciardo, McLaren MCL36

Alex Albon, Williams FW44, Daniel Ricciardo, McLaren MCL36

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 アルボンはラディオンに設置されたスピードトラップでは、予選で全体トップとなる314.4km/hをマークしている。なお、決勝レースのスピードトラップでアルボンは12番手となっているが、上位勢に周、角田、ノリスの名が連なっていることからも、トウ(スリップストリーム)やDRSの影響が大きいと考えられる。

 ウイリアムズで車両パフォーマンス責任者を務めるデイブ・ロブソンも、ベルギーGPでのアルボンの走りを高く評価している。

「アレックス(アルボンの愛称)は、厳しいスタートとなり最初は順位を落としたが、オープニングラップで挽回した」

 そうロブソンは言う。

「直線スピードのアドバンテージをディフェンスに活かしてトラックポジションをできる限り守るべく、我々はいずれのピットストップもアレックスを比較的早めに呼び込むことを選択した」

「最終スティントではかなりの仕事を彼に強いてしまった。彼は後方のマシンから大きなプレッシャーを受けていた」

「彼はとても良い走りをしたし、ノーミスでまた1ポイントを掴んでみせた」

 
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