アロンソ、”予想通り”のF1は「今後も変化しない」と嘆く

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アロンソ、”予想通り”のF1は「今後も変化しない」と嘆く
Pablo Elizalde
執筆: Pablo Elizalde
2018/06/08 13:33

アロンソは、近年のF1があまりに予想がしやすいと嘆き、今後もF1が変化することはないだろうと考えているようだ。

#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Fernando Alonso
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez, Fernando Alonso, Anthony Davidson
#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, Jose Maria Lopez, Anthony Davidson
Fernando Alonso, McLaren
Fernando Alonso, McLaren
Fernando Alonso, McLaren, shoes celebrating his 300th Grand Prix appearance
Fernando Alonso, McLaren, signs autographs for fans
Fernando Alonso, McLaren, signs autographs for fans
Fernando Alonso, McLaren, hat detail
Fernando Alonso, McLaren, signs autographs for fans
Fernando Alonso, McLaren

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、今週末のカナダGPで、F1参戦300戦目を迎える。最近のアロンソはインディカーやWECなど、他カテゴリーに多く興味を向けているものの、F1に飽きたわけではないという。しかし、上位チームが固定化され、予測が”容易”になった最近のF1については、悲しいと感じているという。

 F1に飽きたのではないかと尋ねられたアロンソは、次のように語った。

「いや、飽きてはいない。F1は明らかに、モータースポーツにおける頂点のシリーズだ。しかしその一方で、特に現在のV6ターボ時代になって以降、レースの展開を予測しやすくなったこともまた事実だ」

「F1には年間21レースある。そして、今後の14レースでどんなことが起きるか、みんな大体分かっているんだ。それは、このスポーツにとって非常に悲しいことだ」

 アロンソは次のように、今のF1が置かれている状況を説明しようとした。

「バスケットボールのプレイヤーだったとする。ある日、魔法のような夜があって、1ゲームで80点も獲れるような日があるかもしれない。そして、チームメイトと共に勝利を掴むことができるかもしれない」

「もうすぐサッカーのワールドカップが開幕する。強豪チームもいくつか出ているけど、優勝するのがドイツか、ブラジルか、もしくはスペインなのか……それを保証することなど、誰にもできないんだ。多分ね。多分無理だろう」

「でもここ(F1)では、誰でもメルセデスかフェラーリが勝つことを予想することができる」

 F1は現在、2021年に向け、より僅差の戦いが繰り広げられるようになるべく、レギュレーションの変更をしようと準備を進めている。しかしアロンソは、その変更をもってしても、現状を打破することはできないと考えている。

「こういうことは、決して変わることはないだろう。何年もの間、これがF1だった」

 そうアロンソは主張した。

「僕は2009年にルノーで戦った時のことを覚えている。当時の僕らはあまり競争力がなかった。そして、フリー走行や予選で、今よりも多く走ることができた。タイヤや、他のことをテストするためにね。そして、僕らは優勝した」

「それには何も理由がなかったんだけど、メカニックには贈り物のようだったし、モチベーションを上げることもできたし、スポンサーにも貢献することができた。明日は何だってできるけど、1位にはなれない。なぜなら、違いが大きすぎるからだ」

「たとえ結果の大部分をマシンの性能が占めていたとしても、何日かあれば、チームによる戦略で何かできたかもしれない。少ない燃料を搭載して予選を戦ったり、決勝でギャンブルしたりしてね」

「でも今は、2週間に一度、マシンの”トレイン”をやっているだけだ」

 アロンソは今季、トヨタのメンバーとして世界耐久選手権(WEC)にフル参戦。来週にはル・マン24時間レースを戦う予定だ。

 彼は、以前F1に専念していた頃と比べて、F1とWECに並行して参戦している現在の方が適切だと感じていると語った。

「数年前までは、F1に集中していたので他のカテゴリーのことは考えられなかった。今はある意味でどうすべきか考えられるようになった」

「(WECでは)もし良い1日を過ごすことができればトップになれて、悪い1日だったり、ミスをすれば4番手になるんだ。ここ(F1)では、良い1日を過ごしても7番手だし、悪くても同じくらいだ」

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シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ 発売中
チーム マクラーレン 発売中
執筆者 Pablo Elizalde