Fernando Alonso, Alpine A521
Andy Hone / Motorsport Images
F1初開催となったカタールGP。ベテランのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)もロサイル・インターナショナル・サーキットを走るのは今週末が初めてだったが、一晩中走りたいとコメントするほど、アタックを楽しんだようだ。
アロンソは予選Q1を6番手で突破すると、予選Q2ではソフトタイヤで3番手。アルピーヌとコンストラクターズランキング5位を争っているアルファタウリのピエール・ガスリーには一歩及ばなかったものの、5番グリッドを獲得した。
「予選だけでなく、週末を通してクルマのパフォーマンスはとても良かったと思う」
そうアロンソは語った。
「運転していてとても楽しかったし、チームにも言ったんだけど、もし燃料を入れてくれれば一晩中ここでドライブできる」
「でも僕らのパッケージに適したサーキットのひとつでもあると思うんだ。明日どうなるか見てみよう。土曜日にあまり意味はない。スタートポジションはいいけど、ポイントが得られるのは明日だ。このポジションを最大限に活かす必要がある」
ロサイルについて、アロンソはドライバーとして走っていて楽しいコースだと高評価した。
「(楽しい理由は)高速の複合コーナーと、ロングコーナーにあると思う。ここにはすべてが揃っているし、ナイトセッションもある。劇的な違いではないけど、夜のサーキットはとても涼しくて、タイヤのオーバーヒートを防ぐことができる」
「グリップを感じるし、どのコーナーでもタイヤをセーブせずにクルマを走らせる事ができる。ドライバーにとっては良いフィーリングだ」
今回、アルピーヌとアルファタウリは予選でほぼ互角のパフォーマンスを見せた。アルピーヌはエステバン・オコンもQ3に進出し9番手。一方のアルファタウリはガスリーが4番手、角田裕毅が8番手と、アルピーヌ勢のひとつ前のグリッドを手にした。
ただ、普段はあまりレースが行なわれていないサーキットなだけに、スタートの蹴り出しはレコードライン上にある奇数グリッドが有利ではないかと見られている。
アロンソも、スタートでガスリーを逆転するチャンスがあると考えている他、タイヤ戦略が違うマシンにも警戒感を持っている。
「もちろん、僕たちの最大の目標は、アルファタウリとのコンストラクターズランキング5位争いだ。ガスリーは4番手、僕たちはクリーンな側の5番グリッドだから、スタートの時にチャンスがあるかもしれない」
「その後は注意が必要だ。僕たちの後ろにはミディアムタイヤでスタートする人が何人かいると思う。カルロス(サインツJr./7番手)もそうだし、(セルジオ)ペレスも11番手だ。決勝でこのトップ5をキープできるか見てみよう」
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