F1バーレーン予選:“超新星”ルクレール跳ね馬2戦目で初ポール! レッドブル・ホンダは苦しい予選に

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F1バーレーン予選:“超新星”ルクレール跳ね馬2戦目で初ポール! レッドブル・ホンダは苦しい予選に
執筆:
2019/03/31 0:38

F1バーレーンGPの予選が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。

 F1第2戦バーレーンGPの予選がバーレーン・インターナショナルサーキットで行われた。ポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

Q1:ガスリー薄氷を踏むQ2進出。ルノーのヒュルケンベルグがノックアウト

 18分間のQ1は気温25度、路面温度30度のコンディションでスタート。最初にタイムを計測したのはアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)で、ソフトタイヤで1分31秒125を記録した。

 残り12分ごろから各車続々とコースインし、最初のアタックに臨む。ミディアムタイヤを履いたドライバーはおらず、全車ソフトタイヤでのアタックとなった。

 フリー走行から好調なフェラーリは、シャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルが1分28秒台のタイムを記録し、ワンツー体制を築く。ここバーレーンを得意としているバルテリ・ボッタス(メルセデス)は1分29秒498で3番手タイムながら、トップタイムのルクレールから1秒の差をつけられてしまう。全体的には、先頭のフェラーリ勢と最後方のウイリアムズ勢を除いた16台が約1秒の範囲にいるという大接戦となった。

 残り2分ごろから各車は2回目のアタックに。続々とベストラップが更新されていく中、ダニール・クビアト(トロロッソ)もタイムアップに成功し、Q1脱落圏内からの脱出に成功。開幕戦でQ1脱落を喫してしまったピエール・ガスリー(レッドブル)は今回もギリギリまで脱落圏にいたものの、ラストアタックでなんとか14番手に上がり、敗退を免れた。

 Q1敗退となったのは16番手から順に、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、ロバート・クビサ(ウイリアムズ)だった。

Q2:ガスリー、トップ10逃す。トロロッソの2台もノックアウト

 続いて15分間のQ2。トップ10に残ったドライバーはここでベストタイムを記録したタイヤがスタートタイヤとなるため、ミディアムタイヤを履くという選択肢も考えられたが、抜群の速さを見せてきたフェラーリも含めた全車がソフトタイヤでコースインした。

 1回目のアタックが終了し、トップタイムを記録したのはルクレール。最終コーナーの立ち上がりで挙動を乱しながらも、1分28秒046を記録し、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.532秒の差をつけた。ベッテルはトラックポジションが悪く、タイヤロックもあり6番手。ガスリーとトロロッソの2台が脱落圏内となった。

 とにかくクリーンエアでタイムを出したいベッテルは残り3分前後と早めの段階でピットアウトし、ラストアタックへ。1分28秒356を記録し2番手とするが、ルクレールを上回ることはできなかった。ガスリーはQ2突破に0.055秒足りず、ここでノックアウト。アルボンは最終コーナーでのミスが響き、クビアトはタイム更新ができず、トロロッソ勢も共にQ2敗退を喫した。

 Q2敗退は11番手から順に、ダニエル・リカルド(ルノー)、アルボン、ガスリー、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、クビアトとなった。

Q3:ルクレール初ポールポジション! フェルスタッペンは5番手

 12分間のQ3開始間際、レッドブルのガレージではマックス・フェルスタッペン車のリアカウルが外され、チームクルーが慌ただしく作業に取り掛かる。それを尻目に、各車続々とコースインし、1回目のアタックに入った。

 まずはケビン・マグヌッセン(ハース)が中段グループでは唯一の1分28秒台でトップタイムを記録し、速さを見せた。そのタイムをボッタス、ハミルトンが更新する中、ルクレールが1分27秒958を記録しトップに。これは昨年ベッテルが記録したポールポジションタイムと全く同じタイムとなった。

 Q2を2回アタックしたベッテルはピットアウトをせず、コックピットの中でその走りを見届けていたが、残り3分で他のマシンと同時にコースインし、アタック一発勝負に懸けることとなった。しかし、ルクレールのタイムを上回ることはできず、2番手タイム。ルクレールはラストアタックでさらにタイムを縮め、1分27秒866のコースレコードを樹立。自らの初ポールポジションに華を添えた。

 メルセデス勢はハミルトンが3番手、ボッタスが4番手でフロントロウを脅かすことはできなかった。なんとか作業が間に合いコースインしたフェルスタッペンは5番手タイムを記録したものの、6番手のマグヌッセンとは0.005秒差で苦しい予選となった。7番手以下は順にカルロス・サインツjr.(マクラーレン)、ロマン・グロージャン(ハース)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ランド・ノリス(マクラーレン)。中団争いではハース、マクラーレンの速さと、”大ベテラン”ライコネンの老練さが際立つ結果となった。

 ルクレールはフェラーリ移籍2戦目で初のポールポジション。バーレーンはF2時代、驚異のごぼう抜きで大逆転優勝を果たした得意コースでもある。この勢いでF1初優勝を決めてしまうのか、それともベッテルが意地を見せバーレーン3連勝を果たすのか、そしてメルセデス、レッドブル勢の逆襲はあるのか、注目である。

 なお、決勝レースは明日3月31日(日)の深夜24時10分からスタートする。

→【リザルト】F1バーレーンGP予選結果

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シリーズ F1
イベント 第2戦バーレーンGP
サブイベント 予選
執筆者 戎井健一郎
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