ルクレール、1ストップ作戦完遂できず入賞逃す「厳しい代償だった」

ルクレールは、バーレーンGPではタイヤのデグラデーションに苦しみ、1ストップ作戦を完遂できなかったと明かした。

 ザウバーのシャルル・ルクレールは、チームメイトのマーカス・エリクソンがポイントを獲得したことにより、入賞を逃した自身はより厳しい状況になったと述べた。

 昨年FIA F2でタイトルを獲得し高い評価を受けたルーキーのルクレール。対してチームメイトのエリクソンは、今年ザウバーで4シーズン目を迎え、F1ドライバーとしてのキャリアは5年になる。

 そのエリクソンは、先週末行われたバーレーンGPの予選では17番手だったものの、決勝レースを9位で終えて今シーズン初ポイントを獲得。開幕戦オーストラリア、バーレーンといずれのレースもルクレールを上回った。

「率直に言って、彼はとても良いドライバーだ」とルクレールはmotorsport.comに語った。

「悪い評価も受けているけど、彼がそういう評価に値するとは全く思わない。メルボルンでもバーレーンでもとても速くて、僕としては厳しかった」

「彼から学べることがたくさんあるというのは良いことだ。これが続くことを願っている」

 決勝レースを19番手からスタートしたルクレールは、タイヤにフラットスポットを作ってしまったため3周目にタイヤ交換を行い、1ストップ作戦というギャンブルに出た。しかし彼はミディアムタイヤのデグラデーションに苦しみ、結局2度目のピットストップを行って12位でフィニッシュした。

「僕が(1ストップ作戦をやろうとして)プッシュしていたことをチームは知っていた。だからこの作戦を採ったんだ」

「チームメイトは通常の戦略でポイントを獲得していたし、厳しい対価を支払うことになってしまった」

 エリクソンは、ザウバーが今よりも競争力を持っていた2015年に5度入賞をしている。グリッド上で最も背の高いドライバーのひとりでもある彼は、昨年はチームメイトのパスカル・ウェーレインに比べて10kgの体重ハンデを負っていた。また2018シーズン開幕前は厳しい食事制限とフィットネス計画を実行し、1月と2月はトレーナーと共にスペインへ渡り、体力を落とすことなく体重を減らすことに取り組んだ。

 その結果、彼は体重を5kg落とした。これまでは、ドライバーの体重を含むマシン総重量が他のドライバーを5~8kgほど上回っていたが、現在ではそれも解消されたという。

 エリクソンは、「厳しい冬だったけど、必死に取り組んできた」とmotorsport.comに語った。

「これまでのF1キャリアを通して、チームメイトに対して常に体重のハンデを負っていた。このハンデを乗り越えるのは厳しいし、このことを人に話しても重要なことだとは考えてもらえなかった」

「シャルルはこれまでのチームメイトの中でも最も手強いドライバーだ。非常に速いドライバーだけど、僕も大いにステップアップできているはずだ」

 2016、2017年の2シーズンは一度も入賞できず、今年の開幕戦でもポイントを獲得できなかったエリクソンは、49レース連続でポイント獲得を逃し”連続未入賞”記録に近づいていた。しかしバーレーンで2ポイントを獲得したことにより、未入賞記録もリセットされた。なお現在の連続未入賞記録は、元F1ドライバーであり、現在はスーパーGTに参戦しているヘイキ・コバライネンの”62”だ。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー シャルル ルクレール , マーカス エリクソン
チーム ザウバー
記事タイプ 速報ニュース