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ボッタス、”予想外”のチームオーダーに混乱「本当に突然、指示があった」

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ボッタス、”予想外”のチームオーダーに混乱「本当に突然、指示があった」
執筆:
協力: Adam Cooper
2018/10/02 10:35

ボッタスは、ロシアGPの決勝レースでチームオーダーが出されることを予想していなかったと明かした。

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、ロシアGPでチームオーダーを受けたことについて、レースの前にはあらゆる状況を検討するものの、チームオーダーが出されるとは予想していなかったと話した。

 決勝レースの折り返しを迎える前に、メルセデスはトップを走るボッタスに対し、ハミルトンの左リヤタイヤにブリスターの症状が現れていること、タイトル争いのライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がハミルトンの近くまで迫っていたことを理由に挙げ、チームオーダーを発動した。

 ボッタスは、事前にこのような状況になるとは予測しておらず、”レース中や、レース前のコミュケーション”が問題だったのではないかと示唆した。

 状況の対処の仕方が主な問題だったのかとmotorsport.comが尋ねると、ボッタスは「ああ。あの時は少し混乱していた」と話した。

「僕らが計画していたものではなかった。通常はレースの前に、物事が起こった時にどのように対処するのかなど、あらゆることを検討する」

「今日起こったことについては、こんなことが起こるとは予想していなかった。本当に突然、指示を受けたんだ。まったく予測していなかったので、少し混乱した」

 またボッタスは、なぜマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に仕掛けるよう指示を受けた後で、ハミルトンにポジションを譲ることになったのかを理解できなかったと明かした。19番手からスタートしたフェルスタッペンは、ボッタスらとは違ってソフトタイヤでレースをスタートしたため、この時点ではまだピットストップを行っておらずトップを走っていた。

「僕は(フェルスタッペンに)近づいて、2周後に彼にオーバーテイクする計画だった。だから徐々に近づいていったんだ」

「そうしたら突然、ルイスのためにポジションを変えるよう言われた。混乱したよ」

 彼は、ハミルトンがピットストップを行う前にタイムを稼いでいる間に、ベッテルを抑えるように指示を受けたことは問題なかったと話した。というのも、それならばピットストップを終えたハミルトンがベッテルの前に出るだけであって、トップになるわけではなかったからだ。

 ハミルトンは今シーズン8勝目を挙げたことで、ベッテルとのポイント差を50まで開いた。またコンストラクターズランキングにおいても、メルセデスとフェラーリの差は53ポイントとなった。

 motorsport.comが、将来的に今回の埋め合わせをすることを約束されているのかと訊くと、ボッタスは「チームから何か支援してもらえるとは思っていない」と答えた。

「もし僕が勝つとしたら、純粋なレーシングをして勝ちたい。ひとりの人間として、またひとりのアスリートとして、これは理想的ではない。今日は本当にチームのためだった」

 レース終盤、ボッタスとハミルトンはペースを上げ、ボッタスはファステストラップを記録した。しかし彼は、これには意味がないと述べた。

「エンジンをセーブしていたんだ」とボッタスは明かした。

「正直、終盤はクルージングをしているようなものだった。レース後半、ルイスの後ろでもっとペースを上げて走ることもできた」

「ファステストラップに意味はないけれど、週末を通してどれくらいのペースがあったのかを知ることができた」

「僕としては、それが重要なことだった。同じ条件であれば、僕が優勝できたかもしれないということだ」

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シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell