

執筆: Jamie Klein
2018/08/14 0:45
デイビット・クルサードは、古巣のマクラーレンは厳しいシーズンを過ごしているものの、時間はかかるが復活できるはずだと話した。
イギリスのテレビ局『Channel 4』でF1の解説を務める元F1ドライバーのデイビッド・クルサードは、マクラーレンは期待を下回るシーズンを過ごしているが、復調できるはずだと考えている。
クルサードは1996年から2004年までマクラーレンに在籍し、12勝を挙げた。そのマクラーレンは今年、低調なシーズンに耐えている。
マクラーレンは今年からルノーのパワーユニットを使用しているが、それでも大きく前進することができず、7月には組織改革の一環でレーシングディレクターのエリック・ブーリエがチームを去った。また新たにスポーティング・ディレクターという役職を設け、ジル・ド・フェランを起用した。
クルサードはブーリエの苦境に同情を示したが、マクラーレンはそのうちコース上で復活することができるだろうと話した。
「このような厳しい時間を過ごしている時は混乱しているものだ。だが常に、その人たち次第なんだ。つまりマシンをデザインして作り上げるパワーを持ち、リソースを好き勝手に使わず、悪用もせず、責任のある人たち次第だということだ」
「ロン・デニス(マクラーレンの元CEO)は、よく私に『自分はマシンをデザインしないし、作らないし、ドライブもしない。だから全てのエレメントに私の責任はない』と言っていたが、これはフェアなコメントだ」
「彼の責任は会社のビジョンにあった。スポンサーを獲得して、エンジニアたちが良いマシンを作るのに必要なリソースを用意していた」
「ザク(ブラウン/マクラーレン・レーシングCEO)やジル、素晴らしいレース精神を持った人たちがうまくやってくれることを願っている。だが時間がかかるだろう」
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シリーズ | F1 |
執筆者 | Jamie Klein |
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