エリクソン、”ダブルイエロー区間”中の違反でペナルティも順位に変更なし
執筆: Jonathan Noble
エリクソンは、ダブルイエローフラッグ区間で十分な減速を怠ったとして、グリッドペナルティを受けた。
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ザウバーのマーカス・エリクソンは中国GPの予選Q1でダブルイエローフラッグが掲示された際、十分な減速を行わなかったとして5グリッド降格のペナルティを科された。
予選Q1の終盤、シャルル・ルクレール(ザウバー)は、最終コーナーの立ち上がりで曲がりきれずにコース脇の濡れた人工芝に乗り、バランスを崩してスピンしてしまった。これによりダブルイエローフラッグが振られたが、この時エリクソンはアタックラップを走行中だった。
エリクソンはメインストレート上でスピンしたルクレールを避けて通り、アタックを完了させた。しかしFIAは、エリクソンが十分な減速を行っていなかったとの判断を下した。
エリクソンはスチュワードの呼び出しを受け、そこで競技規則に違反したこと、5グリッドペナルティを科されることを言い渡された。なお彼は予選を最下位の20番手で終えているため、このペナルティによる影響はない。
FIAの声明では、以下のように述べられている。
「スチュワードは、カーナンバー9のマーカス・エリクソンとチーム代表の話を聞き、映像を見直した。その結果、競技規則の12条1項1iに違反し、彼がダブルイエローフラッグが掲示されている区間を通過した後で、有意義なラップを走ろうとしていたことが証明された」
さらにエリクソンは、グリッドペナルティの他にペナルティポイントを3ポイント加算された。これにより、この12カ月における彼の累積ポイントは5となった。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 中国GP |
ロケーション | 上海国際サーキット |
ドライバー | マーカス エリクソン |
チーム | ザウバー |
執筆者 | Jonathan Noble |
エリクソン、”ダブルイエロー区間”中の違反でペナルティも順位に変更なし
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