元FIA技術代表ブコウスキー、ついにルノーで本格始動。彼の真価は?

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元FIA技術代表ブコウスキー、ついにルノーで本格始動。彼の真価は?
執筆:
2018/04/30 10:51

ルノーに加入したマルチン・ブコウスキーは、この4月からチームでF1関連の仕事に取り掛かり始めた。

Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18

 元FIAの技術代表であるマルチン・ブコウスキーは、今年の1月にルノーF1チームに加入した。そしてついにこの4月から、F1に関わる仕事を始めたという。

 ブコウスキーは今年の1月よりルノーでの仕事を開始したが、4月1日まではF1のプロジェクトに関わる仕事やエンストンで仕事をすることを禁じられていた。

 先週末、彼はチームと共にバクーを訪れており、初めてルノーの一員としてサーキットに足を運んだ形となった。

 ブコウスキーがFIAの技術代表を辞職し、ルノーへの加入が発表された際には各チームが怒りを露わにした。というのも、技術代表は各チームのマシンデザインに関する詳細な情報にアクセスできる権利を持っており、自分たちの情報が彼を経由して外部に流出することをチーム側が恐れていたからである。

 ルノーで上級職に就いたブコウスキーは、チームの開発作業と実際のコース上でのパフォーマンスが相関関係にあるかどうかについて、責任を負うことになる。

 なおルノーでチーフテクニカルオフィサーを務めるボブ・ベルや、シャシーテクニカルディレクターであるニック・チェスターは引き続き同職に就いている。

 彼が1月からF1に関連する仕事を行わないというのは、チーム加入に向けて決められていたことであった。それゆえ彼は4月からF1関連の仕事に関わっているのだ。

 ブコウスキーはどのような仕事をしているのかとmotorsport.comが訪ねたところ、チェスターはこう話した。

「彼には豊富な経験がある。私は彼がFIAの技術職に就いた時から彼のことをよく知っているし、共にテクニカルワーキンググループのミーティングにも出席している」

「彼は一緒に仕事をするには良い男だ。空力の知識があるし、チームの運営の仕方も知っている」

「どうやってチームを良くしていくのか、という視点で物事を考えることができて、経験のある人物がいるというのは、常に役に立つものだ」

 FIAの期待の星という評判を背負ってルノーに加入したブコウスキーだが、彼はFIAに所属する以前はフェラーリやマクラーレンで空力に関わる部門で上級職を務めており、十分な経験を持っている。

 チームとの契約に関する話の中でも、ブコウスキーの経験に関する部分が大部分を占めているが、彼の本当の”価値”はFIAでの役割を超えていると話した。

「FIAでの彼の経験は3年であるが、F1チームでのエアロダイナミシストとしての活動は10年以上だ」

「どうやってマシンを機能させるかということについて、彼はたくさんの経験を注ぎ込んでくれる」

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この記事について

シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Scott Mitchell
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