ガスリー、スーパーフォーミュラ最終戦出走へ。アメリカGPの代役は未定
ピエール・ガスリーは、アメリカGPへの出走を断念し、スーパーフォーミュラの最終戦JAF鈴鹿GPに出走することになりそうだ。

トロロッソからF1デビューしたピエール・ガスリーは、アメリカGPには出走せず、スーパーフォーミュラの最終戦を走り、タイトル獲得を目指すことになりそうだ。
昨年のGP2チャンピオンであるガスリーは、今季スーパーフォーミュラにフル参戦し、最終戦を残した段階で首位と0.5ポイント差のランキング2位につけている。それと並行して、マレーシアGPより、ダニール・クビアトを追いやる形でトロロッソからF1デビューを決め、先日の日本GPにも出走した。
しかし、ガスリーが次戦アメリカGPに出走するかどうかは不透明だった。なぜなら、同日には鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラの最終戦が開催される予定となっており、ガスリーには今季のタイトルがかかっているからだ。ホンダの山本雅史モータースポーツ部長も、ガスリーがスーパーフォーミュラの最終戦に出走することを熱望していた。
とはいえ日本GPを最後にカルロス・サインツJr.がルノーへ移籍することが決まったため、アメリカGPではクビアトがトロロッソに復帰。ガスリーも引き続きF1に参戦するものとみられていた。
ただ、トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、2番目のシートに別のドライバーを乗せることを希望しているという。2018年のラインアップに、そのドライバーが適しているかどうかを判断したいのだ。
その結果、ガスリーはスーパーフォーミュラ最終戦への出場が可能になりそうだ。ただ、アメリカGP以降のメキシコ、ブラジル、アブダビの3レースについては、再びSTR12のステアリングを握ることになるとみられる。
現時点では、クビアトのチームメイトとして誰がトロロッソのマシンをドライブするのか、明らかになっていない。
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ピエール ガスリー |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |
執筆者 | Lawrence Barretto |
ガスリー、スーパーフォーミュラ最終戦出走へ。アメリカGPの代役は未定
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