【F1】ホーナー「シルバーストンは、本当にF1を失ってしまうかも……」

レッドブル代表のホーナーは、シルバーストンがイギリスGPの開催契約を破棄したことを受け、彼らが本当にF1を失うリスクを警告している。

 シルバーストンのオーナーである英国レーシングドライバーズクラブ(BRDC)は、コストが持続可能ではないとして、イギリスGPの開催契約の途中解除条項を行使した。これにより、今の所シルバーストンでF1が行われるのは2019年が最後となっている。

 BRDCはF1の新オーナーとなったリバティ・メディアと、2020年以降のイギリスGP開催契約を新たに締結することを希望しているが、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、リバティが全く別の選択肢を採る可能性を示唆している。

 ホーナーは火曜日、レッドブルのファクトリーで講演をした際、リバティはロンドンでイギリスGPを開催できると感じており、テムズ川沿岸のドックランズ(ロンドン東部の再開発地域)がイベントを検討していると噂されていると語った。

「シルバーストンは素晴らしいトラックだ」とホーナーは語った。

「チームとドライバーは、そこでのレースが大好きだ。リバティは、英国でのグランプリが存続することを約束した」

「しかし、もし近い将来ロンドンでイベントが開催されることがあれば、それは成功するはずだ。最近、ロンドン市の法律が変更されたことで、ロンドンGPはリバティの人々にかなり魅力的に見えていることは想像出来る」

「シルバーストンは、自分たち自身の振る舞いと交渉の行方に少し注意深くなる必要がある。彼らが遅れを取ってしまうこともあるからだ。私は、彼らが契約の解除条項を行使したことに驚いている」

 ホーナーは、シルバーストンがなぜ財政的な面で機能しないとわかっていた契約に合意したのかが理解できないと述べている。

「シルバーストンは契約書にサインしたし、当時から自分たちがどういう道に進むのかわかっていた。毎年多くのファンが来るのに、レースを開催する余裕がないと今気づいたみたいだ」

「最初から契約にサインすべきではなかった。それとも、彼らは計算を間違えたのかな」

シルバーストンの歴史ある雰囲気が台無し

 ホーナーはシルバーストンが近年、新ピットビル”ウイング”を含め、サーキットの特性を変えてしまうような開発をしてきたことについても容赦なく批判した。

「彼らはピットに大枚を叩き、間違った場所にそれらを置いた」と彼は語った。

「英国で最も歴史のあるパドックに、そういった雰囲気がまったくないモノを作ったんだ。だから、そこには重大な判断ミスと経営のミスがあったと、人は言うだろうね」

「英国はグランプリを開催すべきだが、いくつか疑問の余地がある」

 ホーナーは、イギリスGPについて、次のように付け加えた。

「私は、イギリスGPがシルバーストンに残ることを好む。そして、彼らが長期的な契約を結べるよう、徹底的に議論してほしい」

「しかし、シルバーストンがどのように運営されているのか、新鮮な目で見られる誰かが、おそらく必要だ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イギリスGP
サーキット シルバーストン
記事タイプ 速報ニュース