【F1】レッドブル、前半戦の出遅れを認めるも、”打倒フェラーリ”を掲げる

シェア
コメント
【F1】レッドブル、前半戦の出遅れを認めるも、”打倒フェラーリ”を掲げる
Valentin Khorounzhiy
執筆: Valentin Khorounzhiy
2017/08/19 12:00

シーズン前半の出遅れを認めたレッドブルだが、残りのレースではフェラーリよりも多くポイントを獲得したいと語った。

Sebastian Vettel, Red Bull Racing
Sebastian Vettel, Red Bull Racing celebrates his World Championship in parc ferme
Sebastian Vettel, Red Bull Racing celebrates his World Championship with Adrian Newey, Red Bull Racing Chief Technical Officer, Christian Horner, Red Bull Racing Team Principal and the team
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H, and Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H, Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H and Max Verstappen, Red Bull Racing RB13
Max Verstappen, Red Bull Racing RB13, Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Max Verstappen, Red Bull, Daniel Ricciardo, Red Bull Racing, in Parc Ferme
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13
Podium: race winner Sebastian Vettel, Ferrari

 レッドブルは今年の大幅なレギュレーション変更を利用し、タイトル獲得を狙うという姿勢でシーズンを迎えた。しかし開幕してみるとレッドブルのマシンは、メルセデスやフェラーリに次いで3番手のマシンだった。

 レッドブルは徐々にパフォーマンス不足を改善してきたが、今シーズン後半の9レースを残して、メルセデスから173ポイント、フェラーリから134ポイント離されている。

 チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、このギャップは克服できないようなものだが、”少なくとも”フェラーリについていくことはできるだろうと考えている。

「チャンピオンシップの面で考えると、我々と、メルセデスやフェラーリとの差は縮めようにも大きすぎる」とホーナーは認めた。

「しかし残りのレースでは、最低でもフェラーリよりも多くのポイントを獲得したい」

「シーズン後半で表彰台を争ったり、表彰台の中でも上の順位を争えるようになれば……それが我々にとって、現実的かつアグレッシブな目標だ」

 レッドブルは、風洞のパフォーマンスの影響を受けて厳しいシーズンスタートを切ったものの、スペインGP以来チームは一貫して改善しているとホーナーは感じている。

「あらゆる問題を解決しようと、問題を見つけ出して分析してきた。テクニカルチームのスタッフは、早急に問題を見つけ出すために本当に良い仕事をしてくれた」

「しかしそれには1カ月以上も時間がかかった。最初の数レースで見つかった問題を解決するのに、6週間かかった」

「これらの問題を処理していたので、バルセロナまで最初の(アップデートの)パッケージを投入することができなかった。そこから改善してきている」

「正しい方向に向かっていると思う。スペインGP以来、コンスタントにマシンを改善できているし、シーズンを通して今後もプッシュし続ける」

タイトル4連覇したベッテルを振り返るホーナー

 シーズン後半の巻き返しを誓ったホーナーだが、ライバルとなるのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだ。彼はレッドブル在籍時代の2010年から2013年まで、ドライバーズタイトルを4連覇している。当時を振り返ったホーナーは、ベッテルはシーズン終盤が非常に強かったと語った。

「セバスチャンは、非常に集中力のある人物だった」

「(レッドブルでチャンピオンシップを戦っていた間)彼はプレッシャーに対処するのがとてもうまかった。そして、プレッシャーがかかればかかるほど、ほとんどのケースでより良い反応を示したのだ」

「特にチャンピオンシップが終盤に入ってくると、彼は著しく頭が冴え、アプローチも力強いものになった。大体、フライアウェイのレースに行くような頃だ」

 2011年と2013年は、ベッテルが他を圧倒してタイトルを獲得したが、2010年と2012年は最終戦での戴冠となった。

 2010年は最終戦のアブダビで、フェルナンド・アロンソ(当時フェラーリ)との15ポイント差をひっくり返した。また2012年は、シーズン途中でアロンソとのポイント差が44ポイントまで開いたが、この逆境もはねのけている。

 ホーナーは次のように述べた。

「彼のアプローチや応用力、細部への注意力、仕事への倫理観など、彼のすべての要素が4連覇を可能にした」

「そのうちの2つ、2010年と2012年は最後まで接戦が続いた。特に2012年だ。彼はヨーロッパを離れるまで1勝しかしていなかった。それから、彼はシンガポールから4連勝を飾ったのだ」

Additional reporting by Lawrence Barretto

【関連ニュース】

ヘルムート・マルコ「ベッテルはさらに強くなって後半戦を戦う」

レッドブル「今季の”出遅れ”は風洞が原因」と認める

レッドブル「FIAはフェルスタッペンを罰するのにとても”熱心”」

フェラーリ、ベッテル&ライコネンの契約延長をモンツァで発表?

ベッテル、フェラーリとの契約延長は「急がない」と語る

次の F1 ニュース
【F1】ハース「マグヌッセンが"批難"されていた理由がわからない」

前の記事

【F1】ハース「マグヌッセンが"批難"されていた理由がわからない」

次の記事

【F1】成長著しいルノー。発展を続ける理由とチームの内情を語る

【F1】成長著しいルノー。発展を続ける理由とチームの内情を語る
Load comments

この記事について

シリーズ F1
チーム フェラーリ 発売中 , レッドブル 発売中
執筆者 Valentin Khorounzhiy
記事タイプ 速報ニュース