「イモラでポイントを獲り、チームに感謝を」ガスリー、2連戦に向けコメント
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、ポルトガルGPとエミリア・ロマーニャGPに向けてコメントを発表。チームの本拠地から最も近いイモラでポイントを獲得し、メンバーに感謝を伝えたいと語った。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
2020年のF1も、今週末には早くも12戦目。久々の開催となるポルトガルGPを迎える。舞台はF1初開催となるアルガルヴェ・サーキット(ポルティマオ)。そしてその次の週にはイモラ・サーキットでのエミリア・ロマーニャGPが控えている。
「僕はポルティマオには行ったことがないけど、準備を整えるためにシミュレータでの作業を2日間行なった。イモラに向けても同様だ」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、チームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「行ったことのないふたつのサーキットに行くのは、ワクワクするけどね。イモラは数周走ったことがある。でも、新しいサーキットに行くのは興味深いね。今年はレースしたことのないサーキットで言えば、すでにムジェロに行った。ニュルブルクリンクも、僕は初めてF1マシンで走ったんだ。それを楽しんでいるよ」
「ポルティマオはとても素晴らしいコースのように見える。高低差が大きく、そして独特のコーナーがいくつかある。何年か前に、いくつかのチームがここでテストを行なったけど、グランプリで使用されたことはない。だから十分な準備を整え、フリー走行で良い仕事をすることが重要だ」
ガスリーは特に決勝でのパフォーマンスに自信を持っているようだ。
「現時点では、予選で少し苦労したとしても、日曜日にはかなり力強く、ポイント争いに加わることができているようだ。今回もそうなることを楽しみにしている。そしてニュルブルクリンクはかなり寒かったから、今回は暖かい天候になることを願っている」
ポルトガルGPの後、F1サーカスは2週連続開催となるイモラに向かう。ただ移動時間がギリギリになるため、イモラでのエミリア・ロマーニャGPは2日間での開催となる。
「ポルティマオの後、僕らはすぐにイモラに向かう。6月にはここで、チームとフィルミングデーを行なった。限られた周回数しか走れなかったけど、とても楽しむことができた。イモラは古いタイプのサーキットだ。グラベルトラップに高速コーナー、ブラインドコーナーに高低差……僕が好きなサーキットのひとつだ」
そうガスリーはイモラを語る。
「フリー走行を1回行なうだけで、予選とレースに向けてマシンを正しくセットアップするのは簡単ではない。でも、週末をとてもエキサイティングにする、素晴らしいチャレンジだと思う」
「実際、金曜日のセッションがキャンセルされたことで、ニュルブルクリンクでこのフォーマットをテストすることになった。その時は必要なことは全てやったし、レースも本当に良かったと言うべきだろう。ニュルのように気温がかなり低くなるかもしれないイモラでも、同じようになることを祈っている」
なおイモラは、アルファタウリのファクトリーがあるファエンツァから最も近いサーキット。本当の意味でのホームGPということになる。
「大事なことを言い忘れた。このレースは、チーム本部から最も近い……わずか20km(実際には15km以下)しか離れていない、もうひとつのホームGPだ。残念ながら、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、パドックへの立ち入りが禁止されている。そうでなければ、スクーデリア・アルファタウリの全従業員が、チームのガレージを訪れる絶好の機会だったはずだ。そして彼ら全員、何のために働いているのか、その現場を生で見ることができたはずだ」
「いつものように、最高のパフォーマンスを発揮するために、できる限りのことをしようと思っている。イモラで良いポイントを手にすることができれば、チームの全員に対する、感謝の代わりになるだろう」
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