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フェルナンド・アロンソ、カタールGPの表彰台は史上最長146戦ぶり。では2位は?

フェルナンド・アロンソが、F1カタールGPで146戦ぶりの表彰台を獲得した。これは、F1史上最長。しかし期間で言えば、アレクサンダー・ブルツが最長記録を鉾している。

Fernando Alonso, Alpine F1, 3rd position, lifts his trophy on the podium

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1カタールGPで、アルピーヌのフェルナンド・アロンソが3位表彰台を手にした。アロンソが表彰台を獲得したのは、フェラーリ時代の2014年ハンガリーGP以来、実に7年と3ヵ月25日ぶり/146戦(アロンソの未出走レース含む)ぶりということになる。

 この久々の表彰台は、記録的なモノである。146戦ぶりというのは、F1の歴史上最長記録。期間について言えば、2番目に長い記録ということになった。

 では、もっとも長い期間を経て表彰台に返り咲いたのは誰だったのか? それは、アレクサンダー・ブルツである。

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 ブルツは蓄膿症の治療により欠場したゲルハルト・ベルガーの代役として、1997年のカナダGPでベネトンからF1デビュー。2戦連続でリタイアに終わったが、3戦目のイギリスGPで3位表彰台を獲得。初入賞=初表彰台という離れ技を演じた。

 翌年からはベネトンのレギュラーシートを手にしたが、5戦で4位入賞を果たすものの、表彰台には届かず。しかも当時のベネトンは年々戦闘力を落としている時期であり、2000年には入賞1回に終わってしまう。

 この年限りでF1のレギュラーシートを失ってしまったブルツは、しばらくF1参戦から遠ざかっていたが、2005年サンマリノGPで、怪我のため欠場したファン-パブロ・モントーヤの代役として、当時テストドライバーを務めていたマクラーレンから出走を果たすと、3位入賞を果たした。

 この期間が7年9ヵ月11日。今をもって、最長記録ということになる。なおレースの間隔で言えばブルツは128戦ぶりの表彰台ということになり、今回アロンソに新記録を樹立されたということになった。当時は年間のレース開催数が少なかったのだ。

 さて、ブルツ、アロンソに次ぐ表彰台獲得”できなかった”記録3位は、あのミハエル・シューマッハーである。

 シューマッハーはベネトンとフェラーリで合計7回のワールドチャンピオンを獲得した後、2006年限りで一度F1から引退。しかし2010年、前年のチャンピオンチームであるブラウンGPを引き継ぐ形で発足したメルセデスからF1復帰を果たす。

 シューマッハーは復帰後なかなか上位でフィニッシュすることができなかったが、復帰3年目の2012年、ヨーロッパGPでついに3位表彰台獲得を果たした。これがフェラーリ時代の2006年中国GPでの勝利以来、5年8ヵ月23日/99戦ぶりの表彰台となった。

 なおこの2012年ヨーロッパGPの勝者は、今回最長記録を樹立したアロンソ(当時フェラーリ)、2位は今なお現役のキミ・ライコネン(当時ロータス/現アルファロメオ)であった。

 4位には1978年のF1王者マリオ・アンドレッティがランクイン。1979年のスペインGP(ロータス)から、1982年イタリアGP(フェラーリ)まで、5年5ヵ月23日/77戦ぶりの記録が残っている。

 5位にはF1草創期の1950年代前半に活躍した、ジム・ラスマンが入った。当時のインディ500は、F1世界選手権の1戦としても数えられていた。ラスマンはそのインディ500のみの参戦。1952年に2位に入り、その後も参戦したものの表彰台にはなかなか届かなかったが、1957年のインディ500で2位に入った。こちらの記録はちょうど5年/41戦ぶりということになった。なおラスマンは、1960年にインディ500初優勝。この年もインディ500はF1の1戦と数えられていたため、ラスマンは記録上は”F1ウイナー”ということになる。

 エディ・チーバーも、1983年イタリアGP(ルノー)から1988年イタリアGP(アロウズ)の間、ちょうど5年(77戦)表彰台獲得がなく、ラスマンに並んでいる。

 7位以下はジャッキー・オリバー(1968年メキシコGP〜1973年カナダGP/4年10ヵ月20日/60戦)、ジャン-ピエール・ジャリエ(1974年モナコGP〜1979年南アフリカGP/4年9ヵ月5日/74戦)、ニック・ハイドフェルド(2001年ブラジルGP〜2005年マレーシアGP/3年11ヵ月19日/66戦)、ヤルノ・トゥルーリ(1999年ヨーロッパGP〜2003年ドイツGP/3年10ヵ月8日/64戦)という順になっている。

 
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